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2021-11-07

まるで夏山?10月半ばの西赤石、その5、雲海と思わぬ出会い

見かけた木々や花などを撮影しているうちに、前を歩かれるエントツ山さんとKさんの姿が見えなくなってしまいました。

もうちょっとで山頂だとは思うのですが・・・・いつもの山行なら銅山越から山頂に至る間にも、一度は休憩をとるのですが、エントツ山さんはどんどん先を歩かれているようです。仕方ない・・・こちらも歩くほかないですね(^^;)

必死で歩いていると、稜線の北側に素晴らしい雲海が見えました。

これは撮影するしかないでしょう。

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スマホで撮影した雲海の様子です。

実は今まで西赤石には何度も来ていますが、秋に来たことはこれが二度目で、雲海を見るのは初めてでした。

雲海はやはり初夏には見られないんですね。

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↑ミラーレス一眼でも何枚か撮影します。

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沓掛~チチ山の吊尾根の向こうに、石鎚、瓶が森、西黒森の姿もばっちり見えています。

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↑これは兜岩方面を撮影したのだと思うのですが・・・

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あれ?上を見上げると、岩の上にエントツ山さんが・・・・

早く登らなくては・・・・

たぶん、私一人だったら、2倍ぐらい撮影していたと思います。

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エントツ山さんがいらっしゃる山頂直ぐ近くの岩場まで登ってきたら、そこでも雲海をパチリ。

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↑無造作に咲き乱れているホソバノヤマハハコ

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↑山頂まですぐそばというところまできて、そこでも雲海を撮影しました。

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↑前赤石方面です。

稜線の上から東赤石のドームがぴょこんと頭を見せています。

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12時半ちょうど、山頂に着きました。

が、エントツ山さん作成の山頂標識はメンテのために山から降ろしていますということで、山頂標識は撮影していません。

この日はあまりに暑かったので、木陰でお昼にしたかったのですが、銅山越を一足先に出発されたご夫婦連れの方が、すでに木陰でお昼休憩されていたので、仕方なく、もう少しだけ東にいったところに小さい木陰があったので、そこでお昼にしました。

その場所から眺めた大座礼方面です。

大田尾越や東光森山などもよく見えてますね。

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↑低木の陰に入ってやっとのことでお昼にしました。

食後はエントツ山さんがお湯を沸かしてくださって、久々に山でホットコーヒーをいただきました。

私は家から持参してきた冷凍のケーキを出しました。この日はまだまだ暑かったので、ちゃんと保冷用に凍ったアクエリアスまで入れてきたのでした。

Kさんはそのケーキを美味しいと言って食べてくださり、エントツ山さんの分まで半分召し上がったようです。

剱岳北方稜線での遭難騒ぎ(実際は遭難ではなかったのですが)で体脂肪が4ぐらいまで落ち、体重も4キロほど減ったというエントツ山さんのために持参したケーキだったのですが、結局、私とKさんが食べて目論見が外れました(^^;)

それでも山で久しぶりに飲むホットコーヒーが美味しかったです。

暑い暑いと言っても、やっぱり秋山なんですね。

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下山する前に、最後に、前赤石方面をご覧になっているエントツ山さん

私も、今年はとうとう東赤石に登らないまま終わってしまいそうです。

さて、下山しようというところに、山頂に一人の方が現れました。

大柄な方だったので男性の方かと思っていたら、外国の方のようです。しかも女性の方でした。

エントツ山さんが「あれ?Kさん?」とお尋ねすると、やはり、そうでした。

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私もyamap仲間の方の画像で拝見したことがある方で、アメリカから日本に来られているKさんでした。

早速、雲海をバックに岩場で記念撮影されてました。

驚いたことに、Kさんは驚異の脚力で、このまま新居浜の町まで歩いて下られるそうです。

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下山開始は13時15分。

綺麗だった雲海は帰りがけにはもう綺麗ではなくなっていました。

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南側には、石鎚山系の稜線を見ながら、岩場を下ります。

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雲海が見えなくなった代わりに、新居浜の町が少し見えてきたようです。

この後も、エントツ山さんの犬返し仲間の方とお会いしましたが、その方も鹿森ダムまで下られるとかで、新居浜の方たちって健脚の方ばかりなんですね。

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少しは紅葉が始まっているように見える木々の中を下られるエントツ山さんです。

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岩場ではドウダンの赤が目を引きます。

この後、私の登山靴が岩場の隙間にしっかりはまり込んでいまって抜けなくなるというハプニングもあったりして、仕方なく靴を脱いでから靴を隙間から取り出したりという笑い話もありました。

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山頂周辺では花はほぼ終わっていましたが、シロヨメナだけがまだ何とか咲いていました。

コメント

雲海がきれいでしたね。ヤマハハコ、久しぶりに見ました。

おみやさん、こんばんは。

紅葉などはある程度予想して登れますが、雲海のような眺めは
予期しないので、特に嬉しいですね。
ヤマハハコはドライフラワーみたいな花で、山ではほぼ最終で咲く
花なのではないでしょうか。

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