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2021-12-31

久々の県境歩きは六地蔵越~雲辺寺山、その4、六十六番札所雲辺寺

雲辺寺が近づいてくると、それまで単調だった県境歩きがにわかに変化に富んだ歩きとなってきました。

歴史の古い四国霊場ともなると、山の雰囲気もずいぶん違ってきます。

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今まで展望はあってもすっきり見えないことばかりでしたが、ここにきて、初めてすっきりと見渡せました。

伊吹島方面です。

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こちらは稲積山の向こうに荘内半島が見えています。

曇っていてどんよりとしていた午前中とは違い、空も海も青くなってきました。

午後は期待できそうですね。

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道路法面ではショウジョウバカマが出てきましたが、さすがにまだ花芽は見られませんでした。

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↑こんな遍路道の道標も出てきました。

小松尾寺って??

調べると小松尾寺とは67番札所の大興寺のことだそうです。

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先に見たのと同じような道標がまた出てきました。

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ここからはトラバース道のような樹林の中の道を歩きます。

この道は以前来た時にも歩いているので、記憶があります。

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行く手に車止めが出てきて、その向こうが車道になっているのがわかります。

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車道に出てきました。

と言ってもこの車道は、少し上にある電波塔の保守のための道だと思います。

電波塔が経っている小高いピークの上に4つ目の三角点があるのだそうです。

車道沿いでなくとも、尾根通しの道から行けそうな感じなので、私は尾根道を登り始めます。

下で待っている二人に「行けそうよ」と知らせます。

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↑いつの間にか上を見上げると青空になっていて、気持ちいいです。

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アキノキリンソウが綿毛になって残ってました

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道のわきに古そうな・・・これは灯篭の跡?

何しろ札所である雲辺寺の近くですから、こういう人工的なものも出てくることでしょう。

こういうところは五色台とも似ていますね。

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あれまぁ、カヤのヤブ漕ぎかと身構えましたが、一人が通れる幅の隙間がありました。

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12時10分、三角点を見つけました。

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直ぐ近くには石仏・・・

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直ぐ近くのフェンスに点名を書いたキティ山岳会のプレートがありました。

点名は雲辺寺山で、標高910、7mだそうです。

3時間かけて標高差350mをゆっくり上ったわけです。いかに緩やかな登りだったかということが分かりますね。

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プレートがついていたフェンスはこの鉄塔の周囲のフェンスなのでした。

雲辺寺界隈は鉄塔が多そうでした。

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三角点からの帰りは尾根道ではなく、車道経由で歩きます。

この辺りはツル性の植物が繁茂していて、立木はそのうち枯れそうな感じです。

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鉄塔を見上げるPさんとRさん

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素の車止めまで帰ってきました。

遍路道の英訳はそのまんまでHENRO WAYなんですね。

最近は外国人お遍路さんも多いので、英語表記も必要のようです。

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そうそう、ここは讃岐の国に入って最初の札所です。

讃岐は涅槃の道場と言われています。

因みに阿波は発心の道場

土佐は修行の道場

伊予は菩提の道場だそうです。

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雲辺寺界隈は植物もいろいろとみられるところで、道端でタカネハンショウヅルの綿毛をいっぱい見かけました。

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↑大きな木の洞の中に置かれた石仏も記憶に残っていました。

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境内が近くなってくると、道の両側に五百羅漢が立ち並んでいます。

中にはマスクをした羅漢さんも・・・

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山門はまだ新しいようです。

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天気も良くなって、南の方角には国見山も見えています。

これから先の展望が楽しみです。

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まずは本堂でお参りをしました。

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四国霊場の札所の標高を記した図がありました。

ここ雲辺寺がいちばん高くて900m、そして11月に訪れた太龍寺が4番目で610mなんですね。

雲辺寺は高くてもロープウエイがついてますが、2番目の焼山寺は確か足で登るはず・・・・遍路ころがしと言われるのも道理です。

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この後、展望を楽しむために、展望台へと向かいました。

私はこの建物は以前来た時に、ちらっと見かけましたが、展望台とは知らず、立ち寄らなかったのです。

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その名も毘沙門天展望館というのですね。

コメント

こんにちは。今年も色々と良い景色を見せていただき有り難うございました。来年も宜しくお願い致します。どうぞ良い年をお迎え下さい。

多摩Ntの住人様、こんばんは。

今年も残すところ、40分となりました。
沢山のコメントをありがとうございました。
また、御ブログでは植物の勉強をいろいろとさせていただき、感謝しています。
こちらこそ来年もよろしくお願いいたします。

あけましておめでとうございます。
今年もよろしくお願い申し上げます。

おみやさん、こんばんは。
あけましておめでとうございます。

本年もよろしくお願いいたします。

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