ナカガワノギクと太龍寺山をセットで、その5、太龍寺
鷲敷の道の駅からはAさんの車に乗り合わせて、太龍寺の駐車場を目指しました。
私はこの辺りはあまり土地勘はないのですが、どうやら途中までは走ったことがある道のようでした。
そこから先は普通車だと下手すれば脱輪s塗るかと思われるほど細い道を上がっていきます。
対向車など来ようものならどうしていいかわからない、私ならこの道を普通車で行くのは絶対にやめておこうというような道でしたが、これが2度目?だというAさんはすいすいと上がっていきます。
着いたところは、なるほどお寺の駐車場でした。
そうそう、途中、そんな細い道でお坊さんが落ち葉の掃除をされていて驚きました。
↑ここから先は舗装はされていますが、歩いていくようです。
13時43分、歩き始めました。
私たちのすぐ前を元気のよい若者のグループが数人登っていきました。
道路法面は崩落防止のためかネットがかけられていますが、そのネットの中でキッコウハグマが咲いていて皆大喜びでした。
特に太龍寺からは比較的近くにお住いのHさんは「知りませんでした」と言って、すごく喜んでいました。Hさんも私たちに負けず劣らず花好きです。
これは南の方の林の中ではお馴染みのイズセンリョウ。
遍路道になっているんですね。
当たり前ですが・・・・
徳島の札所は一番札所から十番札所迄ぐらいは車で行ったことがありますが・・・
↑舗装道路ですが、坂が急できついです。
汗が噴き出てきました。
が、遅い時間からの山登りなので、ゆっくりとはしてられません。せっせと登りました。
見えている石段を上ると・・・
趣のある山門がありました。
コロナのせいか、人は少なめです。
というか、歩いて登る人が少ないのでしょうね。
太龍寺はロープウエーもありますから・・・
↑夫婦連れの方が下られていきましたが、連れていた小さなワンちゃんもお遍路さんの白い衣装を着ていて、ほほえましかったです。
山門をくぐって登りきると、まず目についたのが立派なイチョウの黄葉です。
お寺や神社ってイチョウが多いですね。
境内はとてもきれいで、ごみ一つ落ちてなくて、先ほど車道迄落ち葉掃除に来られていただけあります。
いたるところに花が植えられ、木々の枝にはフウランやセッコクが着けてありました。
ベンチの後ろにはクリスマスローズを植え込んだりと、四季折々のお花が咲くようです。
Rさんは御朱印長を持ってきたようで、御朱印をもらっていたようです。
四国の山登りは札所とも縁が深いです。
↑本堂へはもう一つ階段を上るようです。
なかなかきつい石段を上ると・・・
本堂が見えてきました。
すでにお燈明が灯っています。
ここも高越寺と同じで、彫刻が素晴らしいですね。
皆でお参りしました。
お参りした後、ロープウエーの乗り口方面へと石段を下ります。
紅葉が綺麗です。
もちろん、ロープウエーには乗らず、手前で山頂方面へと向かいました。
この道はミニ八十八か所にもなっているようでした。
札所と札所の間隔が5mほどであっという間に進みます。
とはいえ、坂が急なので、こたえました。
もうすぐ札所を回り終わっていざ山頂方面へというとき、Aさんが「折角なので三角点にもいきましょう」とのこと。
山頂とは反対方面へと、尾根伝いに登りました。
登っていると、意外にも海が見えてきました。
太龍寺からは海はそう遠くないんですね。
Hさんの話では見えている島は伊島だそうです。
伊島って初めて見たかも・・・・
この日は朝からずーっと山の中を走ってきたので、海が見えた時はちょっと驚きました。
途中ロープウエーの線の下を通過しますが、その時には東の方角に高い山が見えました。
石立山方面??
この辺りは土地勘がないので、どこがみえているのやら、さっぱりわかりませんでした。
15時5分、三角点に着きました。
以前は展望がなかったそうですが、今は木々を伐採してあって、少しは展望がありました。
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