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2021-12-15

吉備中山を歩く、その3、夫婦岩と吉備桜

12時丁度に山頂への分岐に差し掛かりました。

前回来た時は、ここからすぐに山頂へと登っています。

前回は2015年3月に登っていますが、この頃は娘一家が岡山市内に住んでいたので、娘宅に来た折に登ったのでした。記録はこちらです。

コースをどのように取るか、ここでPさんと相談しました。

結果、中山山頂を踏むのは後にして、先に遺跡巡りをしようということになりました。

このまままっすぐ尾根道を歩くと、夫婦岩などに行けるようです。

このコース取りのせいで、後でもう一度登り返しせざるを得ないことになったのでした。(^^;)

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↑道標に「中山茶臼山古墳」と書かれた方角に歩きます。

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↑この日歩いたルートです。

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そのまま真っすぐ歩いていると、横に「木漏れ日の道」という道標が立ってました。

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↑これがその木漏れ日の道ですが、ちょっと名前負けしている感は否めません。

前回来た時は、だれ一人にも会わなかったように記憶しているのに、今日は向こうからぞろぞろと歩いてくる人もいれば、こちらから歩く人もいます。

土曜日だから?それとも、コロナのせいで、こういう散策やハイキングが人気なんでしょうかね。

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12時5分、夫婦岩遺跡の道標が見えて、ここが分岐のようです。

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夫婦岩へは緩やかに下っていきます。

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道沿いにはカクレミノの幼木がたくさん生えています。

こういう日陰の地が好きな木ですね.

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12時13分、夫婦岩迄下ってきました。

文献には昔から記載されていた遺跡らしいのですが、最近まで場所がわかってなかったそうです。

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どうやら下に降りて眺めるらしい・・・・

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下まで降りて行って見上げてみました。

なるほど、夫婦岩のネーミングが頷けますね。

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ついでに眺める夫婦岩周辺のコナラやアベマキの紅葉が見ごろで美しい・・・

下ってきたら、登り返しは必定で・・・・

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登っていると、ナナミノキの枝が風で吹き飛ばされたか、落ちてました。

地面にはアベマキの落ち葉がいっぱい・・・

葉の裏が白いので、すぐにわかります。

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もと来た尾根道に登ろうとしていたのですが、途中で石舟古墳という矢印があったので、そちらへ進みます。

歩いていた尾根道と並行して少し下をトラバースしている感じです。

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これが石舟古墳かな?

写真の撮り方が悪かったようで、位置が良ければ横穴式石室が見えているようです。

高松の峰山とか紫雲山周辺も古墳が多いですが、岡山や香川は住みやすかったのか、ずいぶん古くから開けていたということでしょう。

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石舟古墳から上に上がれば「吉備桜」という桜があるようです。

名前のついた桜なら相当大きいんでしょうね。

行ってみるとしますか。

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途中、コクランの葉やヤブコウジを見つけました。

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これが吉備桜ですね。

鬼ノ城にあった桜ほど大きくはないけど、ヤマザクラとしては大きい方でしょうね。

このサクラも比較的最近に発見されたそうです。

こんな低山でも、そんなことがあるんですね。

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これで元の尾根道に登ってきたのだと思っていたら、地図を見るとまだ尾根道には戻ってないようです。

八徳寺という道標があったので行ってみることにします。

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12時55分、八徳寺に到着しました。

お寺と言っても、小さな建物があるだけで拍子抜けしました。

このお寺の歴史を調べると面白かったですが、興味ある方は調べてみてくださいね。

もう13時が来るというので、ここでお昼休憩にします。

メインの尾根道は結構な人が歩いていましたが、ここまでくると人はあまりいません。

休憩しながら、上の方を見上げると何やら柵のようなものが見えているので、てっきり上に道路があるのだと思いましたが・・・・後から、意外なことが分かりました。

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八徳寺の前にもサクラの大きな木があって、「平安桜」という立札が立ってました。

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休憩を終えて道を歩いていくと、道沿いにお地蔵さまが並んでいます。

これが三十三観音ですね。

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