県境歩き第二弾は猪の鼻峠~六地蔵越、その1、アプローチ
1月の第二週末は岡山県北でたっぷりの雪と遊んできたので、翌第三週末は地味に県境歩きをつなぐこととなりました。プランはRさんが練ってくれて、猪の鼻峠~六地蔵越を歩くことになりました。つまり12月に歩いた続きの区間です。
1月15日の集合は香川用水記念公園に8時と決まりましたが、今回はPさんが参加してくれることになり、心強いです。当初の予定では猪の鼻トンネル迄車で移動し、その後歩きで六地蔵越まで行ったら、中連寺峰へとって返しそこから香川用水記念公園へと下るというものでした。
↑何と2009年12月以来12年ぶりにやってきた中連寺峰山頂です。
今回は県境歩きの途中に通過する山です。
YAMAPの記録ですが、ログはおいおいアップします。
当日は3人で講演に集合しましたが、Pさんの話では香川用水記念公園まで歩いて下るのは長すぎるので、中連寺峰登山口に車をデポした方がいいそうです。
↑この記録からもわかるように、公園までの歩きをやめてすら、歩行距離は16.5キロもあり、私たちとしては長い距離です。それにPさんは膝の不調で長い距離は避けた方が良いのでした。
結局、それぞれの車でまずは中連寺峰の登山口まで移動しました。
香川用水記念公園から車で10分ぐらいの距離です。
そこからはRさんの車に乗り合わせて、猪の鼻トンネルへと移動しました。
↑スタート場所の旧国道11号の猪の鼻トンネル手前の三叉路には8時48分ごろの到着でした。
車は邪魔にならない路肩へ駐車します。
新猪の鼻峠が開通した今では県道5号となっており、通過する車も少ないので、まず邪魔になることはないでしょう。
三叉路分岐に、「四国の未知」の案内板があったので見てみます。
でも消えかかった文字が多くて、見にくいですね。
8時49分に歩き始めます。
路肩の雪が多くなっています。
この道は旧猪の鼻トンネルが開通する前の峠道ということでしょうが、私たちはまず通ることのない道です。
ところどころに待避所があって、路肩がひろくなっているので、こういうところに車をデポしてもよかったのですが、後で回収するときに大変になりますね。
この後、作業の車らしい軽トラが一代来て、私たちを見て県境歩きと分かったのか「このまま車道を行くのがいいよ、山に入るとヤブだから」と教えてくれました。
確かに車道歩きは長くなるので、どこかでショートカットできないかという気があって、きょろきょろしてたのを見抜かれたようです。
仕方ない、覚悟を決めて、そのまま長い車道歩きにかかります。
Rさんによると、県境歩きの猪の鼻峠~中連寺峰辺りは皆さん迷っているようだということです。
一体どんな道なんでしょう?
上を見ると、ヤブツバキの花が一輪咲きかかってましたが、ピンボケで画像失敗ですね。
カーブに差し掛かると雪で道が真っ白です。
へ~、香川でも少しは降ったんだねと話しながら歩きます。
道路法面にタカネハンショウヅルの綿毛が見えました。
この花は花よりもむしろ冬場の綿毛の方が目につきます。
ジョウビタキの♂もとまっていますが、距離があって、うまく撮れませんでした。
9時35分、四国のみちの道標がありました。
中連寺峰まで4キロだそうです。
轍があって、中連寺峰迄車で行けるのかな?
ここにも四国のみちの案内板があって、ここのは文字がはっきりしてました。
若狭峰までは2,5キロになってますね。
が、私たちはここを行くのではなく、まずは猪の鼻峠にある三角点を踏むそうです。
「四国新道」の案内もありました。
「大久保諶之丞」は小学校の時に倣った記憶があって、名前は憶えていましたが、なるほどこの道をつくるために尽力した人なんですね。
小学生の頃は、行動範囲も狭く、財田の方など来たこともなかったので、実感として感じられなかったのでしょうね。
確かに、讃岐と阿波の間には阿讃山脈という標高1000mに届く山々がそびえていて、往来はずいぶん大変だったことでしょう。
つまりこの道は国道32号ができて、猪の鼻トンネルが開通するまでは、重要な道だったというわけです。
ジョウビタキがうまく撮れましたね。
投稿: おみや | 2022-01-24 04:30
おみやさん、こんばんは。
ジョウビタキは例年だとうちの庭によくやってくるので、撮影もしやすいのですが
今年はなぜか庭にあまりやってきてくれません。
なので、この時はいい機会でしたが、距離がありすぎてピンボケになりました。
投稿: keitann | 2022-01-24 22:02