県境歩き第二弾は猪の鼻峠~六地蔵越、その2、作業道がたくさんすぎて
来た道をそのまま道なりに歩くと、猪の鼻峠という道標が立ってました。
時刻は9時52分。
いよいよここからがほんとの県境歩きになります。
道標の下には「阿讃縦走コース」の文字があります。
ここから東へ向かうと二軒茶屋方面らしいです。
事前に地図を眺めていて、六地蔵越から二軒茶屋迄歩き、猪の鼻トンネル辺りに下れないかな?と思ったりもしましたが・・・
とりあえず、西方面のこの道を進みます。
雪が多くなってきました。
すぐに右へと登っている道がありました。
これっぽいですね。
先ほどの道はこのまま歩くと徳島側へと下ってそうですから・・・
右へとしばらく登っていきますが、一向に尾根へ上がる様子がありません。
県境は尾根を通っているはずですが・・・
Rさんがしびれを切らして、ちょっとしたヤブの中を尾根へと這い上がり始めました。↑
続いてPさんも私もヤブの薄そうな場所を探して這い上がります。
うっすらと雪のついた斜面を登るとすぐに・・・
尾根へと出てきましたが、どうやら、ここは尾根の基部らしくて・・・
なんのことはない、先ほどの道と尾根がすぐに合流しました。
Rさん、苦笑いです。
そのまま、先ほどからの道を歩きます。
↑どうやら作業道のようですが、香川でもスギの伐採作業をしているらしく、作業道が縦横に通っていて、何が何やらわけがわからなくなっているのですね。
何やらゲートまであって、その向こうにも作業道が伸びています。
地図を見ると、県境は作業道のすぐ北側になっています。
どうやら作業道は県境と並行して通っているようで、県境とはほんの1mか2mしか離れてないので、ここを歩いても県境歩きと言えそうですね。
↑アップダウンもほとんどなく、快適な作業道歩き??
道の傍らにはツルリンドウの赤い実が可愛い・・・
そういえば前回もツルリンドウの実をよく見ました・・・
これはセンボンヤリの秋の閉鎖花の冠毛です。
↑ピントが合ってませんが、ツルリンドウの果実のネックレス状態になったのもありました。
香川の山は意外とツルリンドウが多いです。
うっすらと雪の積もった作業道を西へと歩きます。
木々の間から何やら山らしきのが見えてきて、あれが若狭峰のようですね。
やがて、尾根と作業道が分かれ始めました。
Rさんが根道の方へと進みます。
時刻は10時33分
県境はこの尾根を通っているのです。
尾根道を5分登った10時38分、三角点に着きました。
ここが三角点「猪ノ鼻」です。
歩き始めてから2時間近く、休憩らしい休憩を取ってなかったので、ここで最初の休憩を取ります。
すぐ傍の木に〇米さんの点標がつけてありました。
ちょっと久しぶりで見ました。
私はこの日コーヒーを飲んでなかったので、コーヒーもいただきます。
↑10時52分、若狭峰目指して歩き始めます。
私の歩く前には動物の足跡だけがついています。
動物たちも人間の道をよく歩いているようです。
↑ところどころに赤テープ
そして県境の杭も見えています。
↑こんな痩せ尾根ばかりなら、ルート探しもしなくていいんですけどね。
↑これが県境の杭。
↑植林帯に入ってくると、尾根が複雑で、県境がどこを通っているのかよくわからなくなってきました。
いったん、下の作業道におりました。
↑若狭峰すぐ手前の県境を少し外してしまったログです。
結局、作業道を歩いたほうが手っ取り早かったようです。
作業道の適当なところから若狭峰の最後の斜面と思われるところを登りました。
すると若狭峰への登りはえぐれた道になっていました。
やがて、辺りが明るくなってきて山頂が近そうです。
11時54分、若狭峰の山頂に着きました。
三角点もありました。
私にとっては若狭峰は未踏の山頂だったので、何かやり残した宿題を片付けた気分・・・・
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