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2022-01-04

吉津峠~天空の鳥居へ芋炊き山行、その1、興隆寺石塔群

12月の第二週末は天気はまずまず良さそうでした。

まだ四国の山には雪も降ってないだろうし、霧氷見物には早すぎるような気もします。

そういえば1年以上も前から、高知の山仲間のAさんに、吉津峠~稲積山の案内を頼まれていたのを思い出しました。去年は年明け早々にそのあたりが地元で詳しいPさんが膝を傷めてしまい、Pさん抜きのRさんと私とでは十分な案内もできないので保留していたのでした。Pさんの膝もそろそろ回復したようだし、こういう里山歩きは12月~2月の花のない時期でなければ行く気にならないので、提案してみました。そのついでに、縦走だけだとすぐに歩けるし、たまには山の上で忘年会も兼ねて芋炊きでもしますか?とも。

PさんもRさんも賛成してくれたので、Aさんのご都合を伺ったところ、Aさんも大丈夫とのこと。Aさんとともに、この一年間、私たちの山行にお力添えして下さったエントツ山さんにもお声がけしました。するとエントツ山さんもAさんが来られるならということで、参加して下さることになり、この際、香川の山仲間が高知のAさんをお接待しましょうという話になりました。

山行日は12月11日、エントツ山さんがガスコンロ2台(なんと4台もお持ちらしいです)とコーヒー用のケトル、水を2リットル担ぎ上げてくださることになりました。芋炊き用の食材はPさんと私とで分担して用意し、お鍋も一つずつ担ぎ上げることにします。段取りはPさんと相談して決め、集合時刻も里山歩きにしては十分すぎるほど早く、ふれあいパークみの駐車場に8時集合と決めました。(七宝山トンネル休憩所辺りに集合すれば良かったと後で反省しました)

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↑車をデポした場所から登山口へと向かう途中、通りがかったコンビニでトイレをお借りするために立ち寄ったところ、これから歩こうとする七宝山の山なみが良く見えました。

向かって右が吉津峠で、ここから左の端の稲積山まで縦走した後、下山します。

そして、もう一か所立ち寄ったのが、↓の興隆寺石塔群です。

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↓に説明文がありますが、ちょうど去年の1月にたまたまグーグルマップを見ていて、主人と立ち寄ったものです。今から歩く七宝山の南麓にひっそりと100基ほどもの石塔が造立されているのです。

Rさんに、以前、画像を見てもらったところ、実物をぜひ見たいということだったので、こちらにも皆さんを案内します。

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↑意外と穴場かも知れず、知る人ぞ知るという感じです。

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ずらりと並んだ石塔群は保存状態も良く、驚くばかりです。

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石塔群は二か所に分かれていて、うち一か所の中央には摩崖仏の不動明王が彫られています。

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↑去年撮影した摩崖仏の不動明王です。

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車を駐車させてもらった延寿寺へと歩いて帰る際に見かけたスズメウリの果実。

そんな季節ですね。

その時には気づきませんでしたが、スズメウリの上にはヘクソカズラの果実も見えています。

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上を見上げれば真っ青な空とセンダンの果実。

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そして、ヒヨドリジョウゴの赤い果実も見えます。

里山の花もほぼ終わり、果実しか見ることができない季節となりました。

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登山口の吉津峠には9時40分ごろに着きました。

歩き始めは9時46分です。

予定では10時頃出発と考えていたので、ばっちりですね。

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この山系は各登山口に地図等が貼られているのですが、今回は登山口に着く前にも地図が貼ってあるところがありました。

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おまけにこの山系から眺めることができる徳島方面の展望案内図までありました。

至れり尽くせりですね。

これらの地図や案内図などは去年はなかったように思うので、整備が年々進んでいるようです。

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登山口手前でもスズメウリ果実を見かけました。

コメント

おはようございます。
ヒヨドリジョウゴ、スズメウリ、かわいい実ですよね。

おみやさん、こんばんは。

12月に入るとさすがに南国四国でも咲いている花はほとんどなくて(高知は別ですが)
実を見ることが多くなりますね。
スズメウリは今季初めて見ましたよ。

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