県境歩き第二弾は猪の鼻峠~六地蔵越、その3、若狭峰~中連寺峰は楽勝
若狭峰山頂に着いたら、ここから中連寺峰へは四国のみちを辿るそうです。
ということで、登ってきたのと反対の方角へ少し下ったら、広い道がありました。
↑道沿いには野鳥の説明板が立ってますが、その後ろが山頂になっています。
↑その野鳥の説明図を眺めるPさん
Pさんの立っている広い道が「四国のみち」ということらしいです。
これなら車も余裕で通れますね。
お馴染みの「四国のみち」の案内図もありました。
ここから300mほど歩いたところに電波塔が立っているそうで、そこが日当たりもよく展望もあるとPさんが言うので、そこでお昼休憩することにしました。
県境歩きとは逆方向ですが、気持ちの良い場所で休憩したいですよね。
車道を歩くこと5分。
12時10分には明るい場所へとやってきました。
善通寺方面が見えていますが、木々が繁っているので全貌が見えません。
大きな鉄塔が立っていて、そのあたりは開けています。
鉄塔は周囲を柵に囲まれているので、柵の外の少し雪の積もった草原でお昼休憩にしました。
この日はぜんざいを持参していたので、ガスコンロを持ってきました。
お昼用のカップ麺もお湯を沸かしました。
お昼の後は、コーヒーもいただきます。
でも、あまりのんびりもしてられませんね。
まだ先が長いです。
鉄塔の向こうには徳島の山も見えているようですが・・・
場所を変えて眺めたりもしましたが、木が邪魔をして、見えるのは中津山ぐらいです。
結局、元の若狭峰山頂直下まで戻ったのは12時55分でした。
若狭峰で1時間近くいたことになります。
さて、ここからは四国のみちなので迷うところもなさそうですが・・・・
↑案の定、こんないい道がずっと続いていました。
今までの道に比べたら高速道路??
↑木々の間から今度は中連寺峰が見えているようです。
↑車の轍もあちこちでついていて、轍の真ん中を歩いたRさんはうっかり氷を割ってしまいました。
かなりな水たまりになっていて、それが凍っていたようです。
それからは轍を見ると、端っこを歩くようにします。
四国のみちの道標もいたるところに立っていて、13時6分、中連寺峰まであと1キロというところまでやってきました。
この辺りまでくると、南に徳島の山々が見える場所がありました。
山の形から察するに、烏帽子山や矢筈山が見えているようですね。
その後すぐに、分岐がありました。
13時9分、池田町下野呂内への分岐を通過します。
ここから徳島へ下る道があるんだな~と思っていたら・・・
↑説明板があって、ここは中連寺越えというようです。
讃岐と阿波の交易の道だったようです。
標高700m以上もあって、ここを越えるのは大変だと思いますが、昔はそうでもしなければ越せなかったのですね。
しばらく歩いて、13時18分、パラグライダー基地の説明がありました。
こんなところでパラグライダー?と思いましたが、Pさんの話では今はする人もいないそうです。
四国のみちが通じた直後は、人もたくさん来ていたのでしょうか。
やがて、道には柵が見えてきて、遊歩道っぽくなってきました。
木々の間から、七宝山が見えています。
そして、すぐ下には朝に集合した香川用水記念公園の建物が良く見えていました。
当初の予定ではあそこまで下ることになっていたのでした。
↑瀬戸内海や島々も見えてきました。
どうやら詫間の辺りが見えているようです。
13時31分、朝以来で「阿讃縦走コース」という道標を見ました。
そして、ここから少し登ったところが中連寺峰のようです。
尾根を登っていくと・・・
13時33分、なんだか見覚えのある、中連寺峰の東屋に着きました。
↑2009年12月8日に一人で登った時に撮影した中連寺峰の東屋です。
それほど変わっていませんね。
↑標高は755,9mと香川の山にしては高い方の山です。
さすがに阿讃山脈の山だけあります。
↑これはカラスの足跡??
三角点もあるそうなので、行ってみます。
三角点のすぐ下に祠と灯篭のようなものがありました。
なるほど三角点がありました。
前に来た時は三角点のところまで来ませんでした。
中連寺峰から六地蔵越まではピストンすることになるので、私はガスコンロとぜんざいの入ったポットはデポしていくことにしました。
↑因みに、この日の朝、香川用水記念公園辺りから眺めた中連寺峰です。
↑若狭峰から中連寺峰へのログです。
四国のみちは正確に県境を辿っているわけではなさそうですが、一応、ここを歩くのが県境歩きなのだそうです。
コメント