県境歩き西端の余木崎~唐谷峠を繋ぐ、その4、大谷山へ
歩いている途中で、Rさんが展望台が、あだあるといいんだけど?と言っているのを聞きました。
展望台があるの?と尋ねたら、どうやら私設展望台みたいなのがあるとか・・・
12時53分、その展望台に差し掛かりました。↓
↑でも、もうぼろぼろで、さすがに床の上に乗るのはためらわれます。
かつては、持ち主の方が、ここで絶景を眺めながらお昼ねされたのでしょうが・・・
この展望台跡?から東を眺めると、かろうじて尾根筋が見えました。
正面にちょっとしたコブが見えていて、そこから右手つまり南に向かって尾根が伸びています。
その尾根が大谷山への最後の尾根のようです。
まずはコブに向かうわけですが、例によって最初はゆるやかな登りです。
すると、左手に赤いものが見えてきました。
今頃の季節って何の実でしょう?
山の斜面のちょっと平坦地っぽい場所に生えているようなのでウメモドキかなぁ??
大森山からの帰りにイイギリの実を見かけましたが、実の感じがイイギリとは違うように見えました。
何しろ、距離にして300m近く離れていて、目の前の木々の枝が邪魔をして樹肌などが確認できません。
以前、香川の山でも真冬に見たことがあるので、一度近くで見てみたいものです。
相変わらず、ナイロンテープがジャラジャラと垂れ下がっていて、お世辞にも綺麗とは言えない尾根道ですが、アカマツが多いので、やはりマツタケ?
やっとこさで行く手に空が見えてきたので、コブまではもうちょとみたいです。
13時6分、コブに着いたら、縦走路はそこから南に向いてました。
↑この日のログです。
この尾根にさしかかったら、いよいよ大谷山山頂まであと少し。
この調子なら15分ぐらいで行けるかな?と思ったのですが・・・さて?
この尾根も最初はほとんど登っていませんが・・・・
途中からロープ場になってきました。
でもこれが最後のロープ場だと思うと許せますね。
3人でひたすら黙々と登りました。
13時27分、目的の大谷山に到着しました。
コブから21分かかりました(^^;)
あれ、こんな道標、前に来た時は見なかったような?
↑2020年12月に来た時の画像。やっぱりなかったようですね。
因みに、この時の記録はこちらです。
伊吹島があまり見えません。
この日は午後から天気が良くなるとの予報ですが、お昼ごろはまだそう良くはありませんでした。
山頂には大理石のテーブルと椅子があるので、有難く使わせていただきます。
なぜかこの日はお箸を忘れてきて、エントツ山さんの真似をして小枝で代用しました。
その後、7コーヒーとおやつを頂くかどうか、三人で協議した結果、コーヒーとおやつもいただきました。(^^;)
これではいくら急登を登っても意味なしですが・・・
テーブルの上にカメラを置いて、久々でスマホでリモコン撮影しました。
でも、リモコンで操作している姿がバレバレですね。
こちらはPさんがタイマー撮影してくれました。
Pさんは手馴れているので、ちゃんと写ってますね。
いつもの女子三人だと、気心が知れているので、とても楽です。
14時6分、いよいよ下山です。
と言っても唐谷峠までなので、すぐに下れます。
Pさんがスマホでカフェが開いてるかどうか調べてくれたのですが、開いてるようですね。
楽しみ~
ちょっと下っただけで、2020年12月に歩いた金見山方面が見えてきました。
あそこもアップダウンがあったけど、今日ほどではなかったです。
進むにつれて雲辺寺も見えてきました。
のっぺりとして大きな山体ですね。
海岸からの這い上がりコースと全く違い、唐谷峠からの道はほんとに歩きやすい道で、遊歩道というのが納得です。
コウヤボウキの綿毛もまだ残っています。
そして南西の方角に見えていたのはたぶん大森山~佐々連尾山のようです。
やはり実際に歩くと、どこが見えているのかよくわかるようになりますね。
唐谷峠が真下に見えてきました。
前回と同じく、古代太政官道の地図が貼ってありました。
その太政官道ですが、前回通った時よりも整備が進んでいて、あの後もイベントか何かで歩かれているようですね。
14時32分、唐谷峠に下り立ちました。
これでとりあえず、猪の鼻峠までで残っている区間は金見山~雲辺寺山だけとなりました。
峠から車までは20mもありません。
ここからカフェに向かうと丁度ケーキセットの時間に良さそうです。
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