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2022-02-04

県境歩き西端の余木崎~唐谷峠を繋ぐ、その2、三鈷の松?

幹線道路で交通量の多い国道11号を渡って、南側の歩道に沿って歩きます。

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11号を渡ってすぐのところにヤブツバキが綺麗に咲いていました。

海岸の傍なので、ヤブツバキが自生しているんですね。

その後すぐに、笹薮に黄色いテープが着けられているのに気付きました。

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↑Rさん撮影です

私が笹薮に入っていく様子

ヤブ突入は9時40分ごろです。

入ってみるとヤブは大したことないですが、中は少しゴミが落ちています。

テープは右方向と左方向、どちらにもついていて、県境歩きする人が各自好きなところを歩いているようです。

私はとりあえず右の方を進み、PさんとRさんは左方向へと進みます。

右の方はどうやらあまり良い踏み跡ではなかったようで、すぐ上が2mほどの崖になっていて、這い上がるとっかかりがありませんでしたが、無理して這い上がるところを探します。

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↑結局、この下から這い上がります。

木の根の上に足を置き、腕力で登るというかなりハードな這い上がりでした。

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すぐ下を国道11号を走るトラックが見えています。

ヤブのおかげで見えませんが、もし見えていたら、いい年したおばさんが何してるの?と、恥ずかしいことは間違いありません。

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這い上がったところはシダの海になった場所もありますが、どうやらところどころで刈ってくれてあって、ヤブ漕ぎはそれほどしなくて済みました。

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そしてすぐに道らしきものを発見。

Pさんたちはどうしただろうと、大声で叫んでみたら、上の方から返事が聞こえました。

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余木崎当たりのログです。

ほぼ県境上を登っています。

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上を見上げるとPさんとRさんの姿がありました。

左方向のテープに導かれた道は歩きやすかったようです。

ともかく急な登りには違いなく、この辺で、二人とも衣服調整しているようです。

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9時53分、三角点・余木崎に着きました。

この日通過する2つの三角点のうち最初のものです。

ここで標高45mです。

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三角点から10分ほど歩いた場所で、あけぼの山の会さんの札を見つけました。

去年、金見山周辺ですれ違ったパーティーはこの会の方たちでした。

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10時3分、コンクリート道らしきのに出合いました。

たぶん、これを下ると11号に出るものと思われます。

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その後すぐに、今度は「勤労者山岳連盟」さんの「讃岐山脈ロングトレイル縦走路」という札を発見。

その後も何度もこれと同じ札を見ました。

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この後、杉の植林の中を登るのですが、これが噂通り急登です。

この辺りマツぼっくりがたくさん落ちているのですが、松ぼっくりがやたら大きいです。

「大きな松ぼっくりやね」と皆で言い合っていたのですが・・・・・

そのうち、後ろからPさんが「この松の葉、葉が三本ある」と。

え?それって鳴門の霊山寺にある三鈷の松??

それでもって、大きな松ぼっくりのなっているマツのが三本の葉の松ってこと??

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撮影しにくいので、Pさんのザックをバックにして撮影しましたが、ほんとに3本です。しかも葉が長い・・・・

鳴門の三鈷の松はこれほど葉が長くはなかったような?

急登もこんなことで盛り上がれば、きつい登りもそれほど気にならないから不思議です。

(^^;)

 後程調べたら、これはどうやら大王マツの葉らしいです。

それにしても、日本に自生しない大王マツですが、鳥が種を運んだということでしょうか。

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その後も、Pさんが葉を確認しながら登っていきますが、全部が全部ではないですが、3葉の松が多いのは間違いなかったです。

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その後もところどころで見かけたこの道標。

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登りはほんとにきついです。

少し道がなだらかになって、急登が一段落したので・・・・

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↑このラベルがあるところで、五分だけ水分休憩を取ります。

何しろ急登続きで、寒い時期なのに、喉が渇きます。

お茶のペットボトルを500mlのにしておいて良かったです。

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水分補給が終わったら、少しだけ下り気味の道を下ります。

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この辺りからコンクリート製の「川之江市」と書かれた杭が出てきました。

川之江市はかなり前に四国中央市になりましたから、この杭もかなり以前の杭です。

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緩やかな道は束の間で、再び、急坂になりました。

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今度は前回もよく見かけた「阿讃縦走コース」の札が出てきました。

これはどこの山岳会がつけたんでしょうね。

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10時44分、平坦地に着きました。

小ピークのような感じですが、

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10時44分、平坦地に出たと思ったら、そこが地図上の215m小ピークでした。

何とか標高200mを超えました。

そこからは緩やかな道です。

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写すべき花も何もないのですが、サネカズラの葉が綺麗に紅葉していました。

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大きな木だったので、よく見てみたら果実もありました。

が、鳥にかじられるのか、核の部分しか残っていませんね。

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この場所に、若い大王マツらしきのが生えていました。

葉が重いのか下にされ下がるようです。

でも、大王マツを見たのはこの辺りまでで、後は普通の松ばかりのようでした、

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10時59分、カラフルなテープが何本も巻かれた木がありました。

どうやら地形が峠になっています。

横を見ると、横にも道が交差しているようです。

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↑一本の木に「山田井街道」と書かれていました。

山田井街道というのは昔の街道の一つのようで、今の高速道から少し南を通っていたそうですが・・・・

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↑ログ中に書き込んでみましたが、地図上の鳥越トンネルの上あたりで交差している実線が山田井街道と思われます。

昔の街道って、意外と山の中を通っていることが多いですね。

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そのあたりから道がずいぶんきれいになってきました。

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振り返った画像でも道が整備されているのがわかります。

山田井街道の調査の折に整備されたのかもしれません。

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ところどころに例の川之江市と書かれた杭が見えます。

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11時5分、眼下に高速が見えてきました。

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その後も整備された緩やかな登りが続きます。

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11時8分、コンクリート製の水槽の横を通過しました。

コメント

おはようございます。
急な山道ですね。サネカズラが見つかってよかったです。

おみやさん、こんばんは。

この日登った山は低山ですが、急登の連続でした。
サネカズラの葉や実でも見ていないと、ただ登るだけでは音を上げそうになります。

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