4度目の成羽天神山と花散策、その2、ヤマネコノメソウと苔
最初の渡渉点は9時26分通過です。
この山が4度目の私は前日が雨だったこともあって、沢の水量が多いだろうと思い、登山靴を用意してきました。里山用のトレッキングシューズではもし水に漬かると濡れますから・・・全員に周知しとけばよかったのですが、うっかりし忘れていて、Rさんはこの日は里山用の靴を用意してきたそうです。
大丈夫かな?
↑今まで3度登っていますが、この日がいちばん水量が多かったです。
↑でもお二人ともベテランですから、さすがに危なげなく渡渉をこなしました。
渡渉後は植林の中を歩きますが、沢沿いの道なので雰囲気は良いですね。
最初は沢の右岸を歩きます。
Pさんが、「石仏がある」というので、振り返ると、ほんとに小高いところにありました。
今まで気づいたことがありませんでした。
さすがに目が多いと、いろいろなことに気づきますね。
道沿いにはネコノメソウの仲間がたくさん見えていて、去年もこの辺りでシロバナネコノメソウをたくさん見かけたことを思い出しました。
しかし、今年は花が遅れていて、↑まだ蕾のようです。
四国で見た時もまだ蕾だったし、今年はほんとに花の開花が遅れています。
↑でもこのネコノメソウの仲間は開花していました。
この手は同定が難しくて、その場では名前が確定できなかったので、帰宅してから調べました。
雄しべが8個あることからヤマネコノメソウと同定しました。
やがて、苔むした石段の道になってきます。
この天神山は中腹はすべて石段の道になっていて、膝の悪い人にとっては、下りも大変だろうと思います。
植林の中でも沢沿いの道は趣があっていいものです。
あまり撮影ができなかったのですが、ヤブツバキもちらほら咲いています。
シベが見えていて、どうやら開花しているらしいヤマアイの花。
苔で全体が覆われている石が出てきました。
フカフカのしっとりです。
そのフカフカの苔の間からネコノメソウの仲間が顔を出していて、それがまた可愛いです。
大きな岩にも着生していて、目の前なので、観察しやすいです。
葉が互生しているのが見えるので、ヤマネコノメソウで決まりですね。
よく似ているネコノメソウは葉が対生だそうです。
石段はまだまだ続きますが、倒木が多くなり、ちょっと荒れた感じを受けます。
たぶん、2018年の豪雨被害によるものでしょうね。
苔を激写中のPさん・・・・
これはウバユリの芽出し??
9時56分、最後の渡渉点を通過します。
と言ってもほんの一跨ぎですが・・・・
こんにちは。私も先日、ネコノメソウとヤマネコノメソウを見たところです。葉の付き方で区別できますね。春の花の追っかけが忙しくなります。
投稿: 多摩NTの住人 | 2022-03-26 18:37
多摩NTの住人様、こんばんは。
春になるといろいろと花が咲いて楽しいですが、ネコノメソウの仲間や
スミレの仲間など、見分けの難しいのが増えてきますね。
老化防止に頭を働かせないといけませんね。
この時はヤマネコノメソウが多かったですが、どこかでネコノメソウの画像も
撮らなくては・・・
投稿: keitann | 2022-03-26 22:53