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2022-03-18

県境歩きとユキワリイチゲのお花見、その3、大人数のパーティーと会う

立石峠は別名ニ双越というそうで、二双越という地名は花散策で琴南を訪問した時にもしばしば見かけたことがありました。

ヤブ漕ぎの三角点探しで汗もかいたことだし、ここで少し休憩するとしましょうか。

時刻は10時10分ですから歩き始めて1時間半は経っていますね。

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↑立石峠でのんびりと休憩されるPRさんとさん

車道の傍らには、まだ少し雪が残っています。

2月末から3月初めにかけての厳しい寒さで、私の住んでいる平野部から眺めても阿讃山脈は雪で白くなっているのが見えていましたから、かなり積もっていたようです。

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立石峠や二双越の文字が見える道標が立っています。

この車道が国道438号と交わる辺りは私も少しですが車で走ったこともあり、少しは土地勘があります。

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↑地図もありました。

この地図を見ると、点でしかわかってなかった琴南の地理がつながってきました。

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10時20分、休憩を終えて再び歩き始めます。

次の目標は三頭越ですね。

登山道を登り始めた途端に、何かリンドウのような葉が見えてきました。

何を思ったか最初はフデリンドウだと思いましたが、フデリンドウならもう花芽が上がってなければいけないはず…しばらく考えて、ツルリンドウだったと思い出しました。

阿讃縦走路にはたくさんのツルリンドウが生えていて、この日もすでにあちこちで見ていました。

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その直ぐ上には、可愛いフキノトウが二つ見えていました。

沢山あったら収穫したいところですが、たった2つでは収穫はできませんね。

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ゆるやかな階段を少し登っていきます。

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すぐに、若いヒノキの植林になっていました。

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しっかりした道標が立っていて、二双越までの距離と三頭越までの距離が書かれてます。

三頭越までは2800mほどあるようです。

後でわかったのですが、三頭越まで200m刻みにこの道標が立っていました。

ご丁寧なことです。

その後どれだけも歩かないうちに、向こうから大人数のパーティーが歩いて来るのとすれ違いました。

トップを歩いている方は私たちのことをご存じで、3人の名前まで当てられたのにはびっくりしました。エントツ山さんの掲示板でいつも顔が出ているので、山歩きされる方には顔を覚えられてしまってるようです。悪いことができなくなりました(^^;)

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↑約20名ものパーティーのラストの方を見送ります。

なんでも高松登山学校?の山行らしいです。

大山山迄行かれるそうです。

綺麗なお花が咲いている時期に、花の咲いてないコースを歩かれるのも登山学校ゆえ?

それにしても1パーティーに20名はちょっと多すぎだと思いました。

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二双越からのコースも平坦で歩きやすいコースです。

この辺りは植林も大きな木になってます。

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とはいえ、たまに下りや登りは少々はあります。

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立石峠からは稜線のすぐ下に通行禁止の林道らしき道がついていたのですが、その道がずっと稜線の下に見えていました。白く雪が積もっているのが林道です。

通行禁止になっていましたが、歩く分には構わないのかな?

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何と、登山道わきにベンチが見えてきました。

Rさんが「ここは遊歩道ですから」と言います。

なるほど、この辺りは遊歩道なんですね。

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10時36分、征木を通過です。

ここから下山道がついていて、三角のカツラの木の辺りに下りていけるらしいです。

そして、ここから三頭越まではあと2キロ余りなのでした。

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↑ここにも地図があって、この辺は花散策で来るので、なんとなくわかります。

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↑地図を確認中のPさん

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征木を通過した後すぐにこの日3つ目の三角点がありました。

時刻は10時40分

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下を見ると、やはり稜線と並行してついている林道の上に雪が残っています。

この日は私とPさんはアイゼンも持参していたのですが、車道の様子を見てアイゼンはいらないと判断して車に置いてきました。とはいえ、雪が全くないわけではないのですね。

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その後、登山道周辺は次第に自然林になってきました。

自然林は日が射しこんでまるでひだまりハイクですね。

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上を見上げると空は青空になってきました。そうこなっくちゃ・・・・

何しろ午後からは花散策歩きなのです。

青空になってくれないと花が開きません。

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向こうに見える山はどこが見えているの?

地図で確かめると、どうやら島ノ峰のようです。

島ノ峰なら秋になると真っ白なソバの花が咲くので、遠くから眺めてもわかるのですが、今は春なのでソバの花の光景は見えないですね。

島ノ峰とこちらの稜線の間は谷になっていて、谷に沿って道の駅などがあるはずです。

見えませんけどね・・・・

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さらに進むと、シロバナウンゼンツツジの株も出てきました。

阿讃山脈にはところどころで見られます。

真っ白な小型の花を咲かせるツツジです。

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靴ひもが緩んで結びなおすRさん

背後には小ピークらしきのが見えていますが、あれって私たちが越してきたピークなんでしょうか?

あまりアップダウンがあったような気がしません。

そのぐらい楽な歩きです。

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登山道は歩きやすいように、腐った木々は伐採されていて、切り口は真新しいです。

こまめな整備がされているということでしょうね。

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ここにも座りやすそうなベンチが・・・・

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その後、下り坂を下っていくと・・・・

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見覚えのある鳥居がありました。

そう、ここが三頭越です。

ここには花散策で何度も来ているのです。

いつもはこの鳥居をくぐって歩いてくることが多いです。

コメント

こんにちは。ツルリンドウの新芽は見たことがありません。自生地は奥高尾なのでこの時期に行くことはないですが、機会があれば見つけてみたいと思います。

多摩NTの住人様、こんばんは。

ツルリンドウは冬の間でも葉があるので、冬場にここに咲くのだな~と
目星がつけられますよ。
本州の方では数が少なくなっていると聞きました。
また、よく行く愛媛の高山でも減っているように感じますが、この阿讃山脈では
沢山見かけました。夏場は誰も歩かない道だし、盗掘されることもないと思います。
我が家の近くの里山でもよく見かけますよ。

山歩きしていると、花の時期以外の様子もわかるのが良いです。

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