初めての奥大山、その4、擬宝珠山ではカタクリの撮影会に
象山からの下りではいろいろな木々の花も楽しみました。
木々の花は地味なものも多いですが、丁度花盛りでした、

↑陽射しが強いのでクロモジの花もしっかりと写っています。

↑中国地方には多いオオカメノキの真っ白な花
青空がまぶしすぎて、ちょっとどぎつい画像になってしまいました。

ウリハダカエデの花も意外と美しいんですよ。
淡い黄色の花が垂れ下がって咲きます。

朝は寒さでうなだれていたオオタチツボスミレがここでは咲いていました。
距が白いので見分けられます。

赤っぽいのはナナカマドの芽吹いたばかりの葉
芽吹き後はこんな色合いなんですね。
昨日の山ではもう花盛りになっていました。

休暇村への分岐になっているところを通過します。
休暇村の建物を中心に四方八方へ、稜線に通じる道が出ているようです。

振り返ると、ほんとに象みたいな形をしている象山。

スミレサイシンも気温が上がって、綺麗に咲いています。

ちょっと緑色っぽいエンレイソウの花

これはカンアオイ?
この後、ギフチョウも見かけたのです。

まるでマキノスミレみたいに葉が直立しているシハイスミレ
ここは西日本ですからシハイスミレでいいのかな?

ジグザグを切った道を登って来るPさん
木漏れ日がいい雰囲気です。

ちょっと登ったところに展望所があって、大山が見えます。

まずまずの人数の方が散策に来られていました。
休暇村に宿泊したら、ゆっくりと散策を楽しめますね。

見事なタチツボスミレの群生がありました。
そして・・・・・・待望の・・・・

↑第一カタクリの花
もう終盤でちょっとがっかりしていたら、上から下ってこられた方が「上の方にいっぱい咲いてますよ」と教えてくれました。

見上げるとタムシバの花も一輪・・・

登るにつれて、カタクリの群落が見えてきました。

見ごろは過ぎていますが、中には綺麗な花もあるので、ザックを下ろして撮影会となりました。
コースを逆回りとしたので、天候回復で反り返った花が見られましたよ。

強い日差しにこれ以上反り返れないほど反り返っています。

四国では今年はカタクリを見逃したけど、四国外で二度も楽しめたのはラッキーです。

Wの模様がよくわかるように下から覗き込んでの撮影です。

山頂直下まで来たら、なんとギフチョウが飛んできました。
まずはササの葉っぱにとまりました。
今年はさすがに大江高山には行けなかったので、ギフチョウにはもう会えないとばかり思っていたので、大喜びです。

ギフチョウ君、なんとササの後はロープにとまってしまいました。
何とも味気ないところにとまったものですが、見られただけでも良しということでしょうか。

12時45分、擬宝珠山山頂に到着です。
数人の方が寛がれていました。
眺めもばっちりで言うことなしですね。
勿論、ここでお昼休憩です。

標高1110m。
山頂標識の向こうには歩いてきた象山が見えています。


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