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2022-06-16

久々の東稜ルートから石鎚&西冠のお花畑へ、その2、いよいよ東稜へ取りつく

私にしてはいつものペースよりかなりハイペースでの歩きで、このペースがずっと続くとついていけるかな?などと思いながら皆の後をついていきます。おまけにこの日は快晴で、私とRさんが苦手な暑い一日になりそうです。

私たちはたいていは撮影タイムが休憩みたいなもので、そうでなくともスローペースで歩くことが多いのです。

第一ベンチで休憩しようとしていったんはベンチに腰掛けたのですが、団体さんが来られたので、またまた歩き始めます。

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素晴らしい青空のもと、ミツバツツジの横を歩くこの日のメンバーたち。

日が射している場所では暑くて、汗がだらだら流れ落ちます。

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木の間越しに石鎚の姿が見え隠れしますが、この日はガスが出る気配もありません。

2018年に主人の友人の方をアケボノツツジの時期に案内して石鎚に来て、成就から登り土小屋へと歩きました。なので下りはこのコースを歩いたわけですが、その時はちらほらとアケボノツツジが咲いていたぐらいでした。少し時期をずらすとミツバツツジも多いんですね~。

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シカ害が痛々しい剣山系に比べ、ササが青々として素晴らしいです。

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右手の稜線を見上げると、アケボノの色もちらりと見えています。

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木の階段を上りついたところに、ど~~んと石鎚が見える・・・・

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いつもの稜線を乗っ越すと、木陰に入り途端に涼しい風が吹き抜けます。

去年は真夏の石鎚を歩きましたが、その時も、ここからは途端に涼しい歩きになりましたっけ。

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オオカメノキの白い花も咲いています。

そうそう・・・・いつもなら筒上にアケボノなど見に来る時期にオオカメノキの花をブナ林の中でよく見ていたものです。。

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標高1500以上ですからシハイスミレがまだ咲いています。

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この季節にしては山肌も素晴らしく良く見えています。

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頭上に咲き残りのアケボノが一輪。

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Rさんが「いつものところにマイヅルソウが咲いているかな?」というので見てみると、ほんとにマイヅルソウが咲いてました。

この場所は、2年前にエントツ山さんが私たちを石鎚の姿をバックに撮影してくれた場所ですね。

マイヅルソウの場所でもあったようです。

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上から眺めるオオカメノキの花は珍しいですね。

歩いている位置が高いので見えていますが、普通なら見上げる花です。

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こんな風に、見上げることが多いですね。

青空バックでなんともすがすがしいです。

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カーブのところを登っていて、コハウチワカエデの株らしいのがあるのに気付きました。

↑やはり赤っぽい花が淡い緑に映えてとっても綺麗です。

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ほかの皆さんは気づかないようでさっさと登って行かれましたが、私は一人で楽しませてもらいました。

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↑因みにこちらは奥大山で4月末に眺めたハウチワカエデの花。

花の時期は20日ほど違いますね。

見分け方は葉柄がハウチワカエデは短く、コハウチワカエデは葉身と同じか3分の2の長さだそうです。

↑画像2枚を見比べても納得ですね。

四国にはハウチワカエデは分布しないので、四国で見かけたらコハウチワカエデだと思っても良いです。

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ブナの花らしきものも東稜分岐手前で見かけました。

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今から登る予定の南尖峰が見えてきました。

上の方の芽吹きはまだ始まったばかりのようです。

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東稜分岐には9時41分に到着です。

ここで初めて休憩を少し入れました。

しょっちゅうここを登っているエントツ山さんやAさんのよう方もいれば、Rさんや私、Iさんみたいに久しぶりで登るものや初めて登るNさんはワクワクドキドキです。

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↑9時46分、東稜ルートに取りつきました。

最初の辺りは何ということのない道です。

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↑大木に着生したアオベンケイ。

アオベンケイは雲早辺りにはいくらでもあるので、今では珍しくないですが、14年前に東稜に初めて登った時は珍しくてとても印象に残っていました。

14年前の秋に学生時代の山仲間である山じいさんに連れて行ってもらった時の東稜の記録はこちらです。

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今も「通行禁止」の看板が立ってるんですねぇ。

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この辺りも何ということのない登りで、やはり早めのペースです。

私は普段はゆっくりペースなので、自分でも大丈夫かな?と思いながら登っていました。

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足元には可愛いワチガイソウの群生です。

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↑途中、2本の針葉樹に挟まれた箇所があって、ここは東稜の検問所でここを通過できないと東稜には登れないことになってるそうです(byエントツ山さん)

何とか必死ですり抜けるワタクシメです。

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何とか無事に登っていると、Aさんの頭上で咲いているシャクナゲ。

これがこの日初めて見たシャクナゲでした。

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ついでアケボノが咲いています。

この日の石鎚行きはアケボノが見られるとはまったく思いもしてなかったので、皆で大喜びしました。

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なおもササの中を登ります。

順序はエントツ山さんを先頭に、山歩き歴はまだ2年ぐらいというNさん、次にベテランのIさん、私、Rさん、しんがりをAさんが歩きました。

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振り返ると、表参道コースが見えてきました。

その向こうには肉眼では瀬戸内海も見えています。

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ササの草丈が私たちの身長ほどもあって、前を歩く人の頭がかすかにみえるだけです。

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↑ようやく南尖峰の一部が見えてきたのかな?

カニの横這いとかはまだですか?と尋ねると、「まだまだ」という返事が返ってきました。

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アケボノツツジのちょっとした群落の横を通ります。

こういうのが嬉しいですね。

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葉がいやに赤く染まっているのはウスノキで、花も咲いています。

お気に入りの花です。

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かなりの急斜面の笹原を登ります。

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アケボノツツジの可愛い花にすごく癒されますね。

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今度は振り返ると、筒上や手箱迄見えてきました。

手前にアケボノを入れて撮影します。

このルートはアケボノが多いんですね。

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シャクナゲもあちこちで咲いていて、歩く道沿いにピンクが多いと気分的にもいやがうえにも高揚します。「このペースで歩けるんだろうか?」という気持ちも吹っ飛びました。

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10時18分、石鎚全体を見上げることができる展望所まで登ってきました。

コメント

おはようございます。
先日日光へ行ったときマイズルソウ・ウチワカエデを見てきました。

こんにちは。石鎚山の写真を見て、子供の頃に趣味で集めていた「切手」を思い出しました。国定公園シリーズで昭和38年発行の「石鎚国定公園」というのがありました。

おみやさん、こんばんは。

日光から帰られたのですね。
マイヅルソウ、ハウチワカエデ、ご覧になりましたか?
マイヅルソウは四国の山にもありますが、ハウチワカエデは四国の山にはなく
コハウチワカエデが四国では見られるんですよ。

多摩NTの住人様、こんばんは。

子供時代に切手収集をされていたのですね。
私は田舎育ちだったせいか、周囲には切手の収集などをしている人は
知りませんでしたが、さすがですね。
確か、義母が切手収集していたのを見た覚えがあったので、主人に尋ねてみたら
出してきてくれました。
その石鎚の切手…義母が40枚もコレクションしているのを出してきてくれましたよ。
奇遇ですね。

なるほど、確かに地図上で道が分岐していますね。
昨年はこの道を遣わずに大きく回り込んで歩いたようですね。
あの時の小生ではこの道歩きはきつすぎたようです。
しかし、人通りの少ない道だけあって、花は残っているようですね。

ぶちょうほう様、こんばんは。

土小屋からのルートは去年歩いた一般道と、この記事で歩いた東稜ルートが
ありますが、東稜ルートはバリエーションルートで、私が14年前に歩いた時には
地図にも記載の内道でした。それが数年前から昭文社の地図にも載るようになりました。
この道も岩が苦手でない人は登れると思いますが、最後が難所になっていて、元気な男性なら大丈夫ですが、誰でもが一人で登れるコースではないようです。

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