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2022-06-18

久々の東稜ルートから石鎚&西冠のお花畑へ、その4、最後の難関

イワカガミが随分いい場所で咲いているなぁと思った場所から、わずか1分歩いたところが、カニの横ばいだったようです。↓

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まずはエントツ山さんとIさんが取りつきました。

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なるほどエントツ山さんが横向きになって進んでいるので、ここがカニの横這いで間違いなさそうですね。

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続いて私も取りつきました。(Aさんが撮影してくれてました)

ここはうっすらと記憶が残っていました。

こういう場所は割と好きで、本場の剱岳のカニの横這いも怖かったという思いはなくて、爽快感が残っています。

後ろを歩いていたRさんは下にある巻き道?のような道を歩いてくるようです。

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岩の隙間で横並びに咲いているイワカガミもが可愛くて・・・・

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こちらは岩の隙間で咲いてます。

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岩の付け根で咲いているイワカガミ

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シャクナゲの後ろに見えているのは瓶が森です。

やはり巻き道よりはこちらの方がほぼ稜線を歩くので、展望が素晴らしいです。

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今度は縦並びで咲いているイワカガミ

根っこは岩から水分を吸収してるんでしょうか??

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先ほどの墓場尾根にいる人たちは、肉眼ではこんな感じに見えています。

向こうからもこちらが良く見えるでしょうね。

この日はほんとに東稜歩き日和でした。

↑すでにカニの横這いを渡り切って向こう側で待ってくださっているエントツ山さんが、画像を撮ってくださったようです。

画像ではすごいところを歩いているようですが、実際は怖くはないんですよ(^^;)

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巻き道を歩いて先に渡り終えたRさんも撮影されているようですね。

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みんな渡り終えたら、最後の登りにかかりました。

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後ろを振り向くRさん

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あら、登山道横にイシヅチザクラも咲いていました。

そうそう、この時期はイシヅチザクラも咲くんですよね、でも実際は石鎚より瓶が森のほうがイシヅチザクラは多いように思います。

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ここも取りつくものがなくて登りにくかった岩場です。

Iさんはさすがに楽々クリアーです。

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下を見下ろすといつの間にかずいぶんと高み迄登ってきたものですね。

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11時29分、エントツ山さんがロープを出して下さった場所まで来ました。

ここが最後の難関ですね。

14年前には私はここを左に行ったのでした。

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先にロープでザックをつるし上げてから、今度は人間が登ります。

カラビナにザックをひっかけるのに、カラビナの扱いがわからなくて困ってたら、エントツ山さんに「それで元山岳部なん?」と言われました。いえいえ私は、山岳同好会に所属していたのであって、私が属していたクラブでは縦走が専門で岩登りや雪山はやらないことになっていたので、カラビナなんて触ることはありませんでした。もっとも昔は重いキスリングですから引っ張り上げられたかどうか??

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岩場の苦手なRさんも上がってきます。

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何とか無事上がってきました。

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みんな揃って南尖峰に着いたところで、南尖峰は初めてのNさんが両手でVサイン。

その後休憩する間もなく、エントツ山さんやAさんは墓場尾根に下るそうです。

なんでも墓場尾根のアケボノが綺麗だと誰かに聞いたようですね。

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Rさんは荷物版しているそうで、私も少しだけ墓場尾根についていきかけましたが、上がってきた方から「相当下ります」と聞いたので登り返しの大変さを考えてやめました。

何しろ弥山が目標ではなく、その後お花畑や石鎚三角点まで行くのですから、体力温存しなくては・・・・エントツ山さんに次いで私がこのメンバーの中では2番目に高齢なんです(^^;)

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皆さんが墓場尾根に行ってる間に、のんびりと南尖峰のアケボノを楽しみました。

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2輪並んで咲いている、なんとも可愛いアケボノツツジでした。

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イワカガミだって咲いています。

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結局、30分余り待ったところで、墓場尾根に下ったメンバーが帰ってきました。

時刻は12時17分。

稜線の裏手のわずかなスペースでお昼休憩にしました。

私とRさんは、待っている間に少し食べたのですが、皆さんは余分に下って登ったのですからさぞかしお腹がペコペコでしょう・

お腹も何とか満ち足りたところで、さて出発しようかと思っていたら、Nさんが「あ、Mじゅんこさんや」と叫びます。え?それって何のこと?さっぱりわかりません。

休憩場所の上を通り過ぎて行った女性はyamapで人気の女性だそうで、美しい方なのでモデルジュンコさんと皆さんに呼ばれているそうです。

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↑岩場でポーズをとるMじゅんこさんご一行。

この後もお会いしました。

コメント

おはようございます。イワカガミ・アケボノも見られましたね。
きょうもよいお天気のようです。

こんにちは。すごいところを登って行かれましたね。流石です。「カニの横ばい」と聞いて学生時代に周遊券を使った鉄道旅行を思い出しました。みんな背中に大きなリュックを背負って客車の真ん中の通路を横向きに歩いていました。

おみやさん、こんにちは。

この日はアケボノはもう終わっていると思ったのですが、さすがに四国一の標高を
誇る石鎚だけあって、まだ咲いていてくれました。
イワカガミはほんとに岩が好きですね。
中国地方の山にはイワカガミはあちこちで咲いてますが、アケボノツツジは四国でしか
咲かないので、両方一緒に見られるのは四国の山だけですね。

多摩NTの住人様、こんばんは。

ここはすごそうに見えますが、転落しても何とかなりそうなところなので、それほど
怖くはないんですよ。
本場のカニの横這いは北アルプスの剱岳にあります。
そういえば昔、リュックを背負って北海道などを歩いている学生などをカニ族と
呼んでましたね。私も大学3年の北海道での夏合宿後はキスリングを背負って、釧路の
駅などで寝泊まりしたことがあります。今のザックだと横這いしなくても通れますが、
キスリングは横に80センチほどの長さがあったので、電車の仲や岩の隙間などもいつも
横向きになっての通過でした。(^^;)

Keitann様 最後のところはロープを使ったのですね。
それにしても最初に登ったエントツ山さんは凄いですね。
こういう人がパーティーの中に一人いると心強いですね。

ぶちょうほう様、こんばんは。

私が14年前に登った時は松山の昔の山仲間に案内していただいたのですが、そのときは
最後は左側に登っていき、ロープは使いませんでしたが、ちょっと怖いルートでした。
今はその時と状況も変わっているようですが・・・
最後のロープは身の軽い男性ならロープナシでも登るようですよ。
もう一人のAさんも毎回、登られているそうです。
女性にはちょっと難しいということでしょうか。
なのでエントツ山さんには大変お世話になりました。

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