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2005-01-12

なんだかなぁ

dsc00160syou1月末に東京の姪っ子が結婚することになり、上京することになった。
大学が東京だったので、東京近辺には友人がたくさんいる。丁度一年ぶりの上京だし、6月末に急死してしまったN君のお葬式に出られなかったので、何かの形で彼の霊前にお参りしようと思っていた。結婚式後、幸い2日ほど東京にいられそうなので、同期のもう一人の女性であるIさんと連絡をとって一緒にN君のお墓参りに行くことに。

お墓の場所を予め訊いておかないとわからないので、昨日の夕方、N君の奥さんに電話をかけさせてもらった。
丁度在宅されていて、N君の最後の様子や、病気の経過なども詳しく聞くことが出来たけど、奥さんには辛い思いをさせてしまったかなぁ。
「まだ主人の死が現実のものとして受け止めることが出来ないんですけど、受け止めないと駄目なんですよね」と・・。
いろいろとお話をしているうちに、ひょんなことから、彼のお葬式の時の遺影のオリジナル画像は、私が2001年に撮影したものだったことがわかった。2001年は私たちの山の同好会の40周年パーティーがあったので、デジカメを買って半年後だった私は持参していたのだった。その時の立食パーティーでの一コマを撮影したものが、表情がいいというので選んだらしい。

私のパソはいつかも書いたけど、2004年春に不具合で初期化したもので、その際に多くの画像ファイルが消えてしまったけど、このときの画像は大事を取ってCDに焼いておいたのだった。他にもちょっと調べたいこともあって、今日、何年かぶりでこのファイルを開いてみた。
N君の遺影になったという画像はすぐにわかったよ。ほんと、いい表情してるもの。

でも、彼はこの世にはもうお別れしてしまったんだね。
同好会に入って初めての山行は4月だか5月だかの尾瀬だったけど、その時もたくさんの私たち新人に混じって、写ってるよね。
寡黙であまり目立たないけど、山行のリーダーも何度も務め、同期会の幹事も快く引き受けてくれてた。
遠く離れて住んでるる私は、集まりがあるというといつも携帯に電話したりメールしたりして連絡してもらってたっけ。
いまだにアドレスも携帯の番号も削除をする気になれなくて・・。
実家のある熊谷のお寺の墓地に眠るというN君。

31日は必ず、お参りに行くからね。

画像は彼の遺影に使われたという3年半前のオリジナル画像。

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