剣山にキレンゲショウマを見に行く、その1
剣山にキレンゲショウマを見に行くようになって今年で4年になる。
最初の年は2002年だった。まだ山の花の名前すらろくに知らなかった時だ。
花の時期はほんとは8月10日頃がいちばん見頃なのだけど、その頃だとお盆休みで人が多いのが嫌で、咲き初めか咲き終わりの平日をなるべく選んで行くようにしている。
今年は高校時代のバレー部の仲間のRさんを誘った。彼女はツガザクラの花が好きで6月にツガザクラを見に、愛媛の銅山峰にいっしょに行く予定だったのが、私の都合が悪くなり、行けなくなったのだった。
夕べも携帯メールで連絡を取り合って、M町のスーパーの駐車場で6時半に待ち合わせる。
自宅を6時過ぎに出たときは阿讃山脈方面は曇っていて、大麻山にも雲が半分かかっている状態。昨日の天気予報では徳島つるぎ町方面の降水確率は0%だったから、まぁ、大丈夫とは思うけど・・。
約束したスーパーの駐車場に車を入れるとすぐ後ろから彼女の車が来た。いいタイミングだ。他にも友達を連れてくるかも知れないと言ってたが、どうやら一人らしい。
剣山へ向かう道は、もう幾度となく通っているので勝手が知れている。徳島との県境の琴南では連休の剣山行きのときに田植えをしていた稲が早くも稲穂を垂れている。今年もこの日照りだから、豊作は間違いないだろうね。
琴南の7時の気温、23度。
三頭トンネルを抜け、徳島に入る。一旦、坂を下り切ったところにある美馬のコンビニで、昼食と飲み物を調達。お茶は凍らせたものを一本持参しているが、一番暑い時期なので1500mlは持っておいたほうが無難だ。
吉野川を渡り、貞光に入ると、あとは吉野川支流沿いのR438を南に進む。
この川はいつもだと水量が多いが、今年は少雨のため、香川の川並に水量が少ない。これでは例年見られる鮎釣りの光景も見られないだろう。
7時台なので工事現場に向かうトラックなどが多いが、道を譲ってもらえたので、快調に飛ばせる。
車道沿いには夏らしくシュウカイドウの花が咲き、トウモロコシが山間のわずかな畑地に植わっている。
集落もそろそろ終わり、いよいよ山間部に入る頃、車道の法面にコオニユリらしきユリが見える。
ウバユリも先ほどから目に付くが、ウバユリは撮影意欲がわかず、そのまま通り過ぎる。
途中、マタタビの葉っぱを見つけたので、うちの猫用に一枝もらってきた。
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