満濃里山散策
久しぶりに、さほど予定のない一日。
銀行に行かなくてはいけないけど、後は比較的時間が自由に使える。
洗濯掃除をささっと済ませて、まずは苗たちの植え替えやポット上げを。
やり始めると止まらない性分なので、熱中していたが、銀行行きを思い出して、午後二時には切り上げた。
銀行の用事が終ったら、2時半。この時間からいける場所といったら、近場の讃岐富士ぐらい?
いやまて、満濃池周囲の散策はどうだろう?春にはウグイスカグラやスミレがいっぱい咲く里山だけど、秋にはまだ歩いたことがない。
ということで、行き先は満濃池に決定。
南に向けて車を走らせる。満濃は日本一大きい溜池、満濃池で有名だけど、うどん屋も有名なお店があるし、米や野菜、小麦もたくさん採れる県下でも有数の農業地帯だ。
さすがに稲刈りはほとんどの田んぼで終っていて、切り株だけが見えている。
最近、野焼きも復活しているのか、どこからともなく煙が流れてくる。
この野焼きの香りも秋が深まったことを感じさせてくれる。
行き先は満濃森林公園だが、公園の中は整備された場所が多く、植物も植栽されたものが多いので、道路を隔てた反対側の満濃池側に向かう。車はそれほど邪魔にならない場所にとめておく。
遊歩道に入って直ぐに目に飛び込んだのが↑画像のコウヤボウキの花。
讃岐の里山では必ず見かける花だね。
うちの庭にも進出してきたけど、こんな外来種の花が里山でも見られるようになってきた。 昨日、我家の庭でも見つかったコシロノセンダングサ。
道は池の周囲を巡っているが、アスレチックのコースや散策コースにもなっていて、何本かあるようだ。とりあえず、はっきりしていそうなコースを選ぶ。
雑木林の下になにやら白い花が数本見えると思ったら、ヒヨドリバナだった。
かすかにピンクを帯びていて綺麗な花だ。
葉っぱを観察してみる。
葉の形がおわかりでしょうか?
切れ込みがあって、これはどうやらサケバヒヨドリと言うらしい。確かに葉が裂けているね。
ここのヤマハッカは草刈にあったのかどれも草丈が低いがそれがまた可憐だ。
紫の色も心なしか濃いように感じる。
ヤマハッカのすぐそばにフユノハナワラビも見える。ツーショットで撮ろうとしたけど、ピントがうまく合わない。
どちらも今の時期、必ず、山野で見かける花だ。
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