秋の里山、3
キッコウハグマもたくさん見かけたが、花はまだまだ咲いていない。うちで育てている株と同じようなものだ。ただ、山に自生しているものは栄養状態が良くないので、茎も細く蕾も10個ほどと、楚々としている。その点、うちのは肥培しすぎたのか、野草の趣に欠けるかなぁ。
センブリもまだまだのようだ。やはり11月に来ないといけないようだ。今年は何しろ、この前まで異常な暑さが続いたものね。
頂上ではツリバナが紅葉を始めていた。赤い実も可愛い。
山頂には猫がいた。去年もいたけど、なぜか5匹に増えていて、えさのおねだりされた。おむすびを少しやったら、飛びついてきて食べる。よほどお腹をすかしているね。うちの猫たちなんぞ、お米は食べないけど(^^;)
山頂には初老の登山者が一人二人、いらっしゃった。お天気がいいから、こんな日は山にも登りたくなるよね。
展望台で眺めを楽しんだ後は、一般ルートを下る。こちらは日当たりが良くて乾燥しているので、樹林帯の中とはまた違った植物を楽しめる。
去年も、そういえば咲いていたね。木漏れ日の中の白い花は素朴だけど、美しい。
遠い山から吹いてくる~♪
こさむい風に揺れながら~
・・・・・
やさしい野菊、うす紫よ~
思わず古い歌が出てしまう。(^^;)
今年はもう見られないかと思ったカラスノゴマが少しだけ咲き残っていた。大半はすでに種をつけている。
道の傍らにはススキやヤマハッカがところどころで群生して、目を楽しませてくれる。
これは野草友達に珍しいヨモギの仲間だと聞いたけど、う~~ん、名前を忘れてしまった(^^;)
トレーニング目的の山歩きだったけど、秋のお花もそれなりに楽しめたね。
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