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2005-12-10

2005年、山や野で見た花ベスト100、1、2月

庭に咲く花はなんとか1月もアップできるが、野に咲く花となると、さて撮影出来たのだろうか?

1月だけでは枚数が揃わないので2月も入れてみた。

1月と2月のフォルダーを見てみよう・・。

Dsc0002222

あちゃ~!!1月のフォルダーには見事に野草の画像がない。

無理もない。1月は一度も山には行かなかったのだから・・。

仕方ないので、讃岐平野から見ることのできる徳島の矢筈山画像を。秋から冬にかけてごく空気の澄んだ日には、阿讃山脈の向こうに、ここから60キロほど離れた矢筈山が見える。標高は1800ほどはあるから、3月頃まで、雪山となっている。

という訳で、1月のフォルダーには野草画像が一枚も入ってないので、これをトップバッターにします。

__hr_dsc00087 これは2月17日撮影のネコノメソウ。

1月2月の厳冬期でも、勿論、休耕田などにはホトケノザなどが咲いているが、フォルダーの中を捜した限りでは、このネコノメソウが私が今年撮影した野の花一号ということのようだ。

撮影したのは恐らく山里に荒神の名水という名水があって、そこに行く途中の林道わき。

Dsc00124_1 これは2月22日撮影のヨゴレネコノメだろうか。2人の姪っ子を連れて、高知の山里に福寿草を見に行った途中で、ちょっとした沢があったので、立ち寄ってみた。そこで、見つけたのが、これ。3ヶ月近く続く冬枯れが終ろうと言う頃はこんな地味な花でも、見つけるとものすごく嬉しくなる。こんな気持ち、野山を歩く人ならわかってもらえるだろう。

Dsc00130_1 こちらがその時に見た福寿草。

雪の中に輝く花姿は、このとき生まれて初めて見た。

これほど燦然と輝くものだとは予想もしてなかっただけに驚くやら嬉しいやら・・。

Dsc00118 2月27日撮影。ユキワリイチゲの白っぽい固体。

県内の某所に咲くということを、2004年に知った私は、2月後半はここを通るたびにユキワリイチゲを観察。

しかし、山里は曇りがちの日が多く、このユキワリイチゲは日が充分に差さないと全開してくれなくて・・。しかし、閉じた姿もまた優美だ。

Dsc00122 こちらは淡い紫色の固体。

同日撮影。

コメント

keitann様 こんばんは
この記事から連載がスタートしたことになりますか?
1800mと言うのは大変な高さですね。
意外でした。これは性根をすえて歩くだけの値打ちのある山域のようですね。
ネコノメソウから来ましたね。さすがは猫ちゃんのご主人だけのことはあります。
フクジュソウの雪の中の姿は凛々しく、気高いですね。
ユキワリイチゲ、ルリイチゲなるほど確かに柄がありませんね。
おっしゃるように優美な姿ですね。

香川からだと阿讃山脈があるので、剣山系は見えないのですが、矢筈山だけは丁度阿讃山脈のくぼんだ部分越しに見ることが出来ます。冬場はいつも真っ白で、讃岐平野とはまったく違う世界ですね。正確には1850m弱らしいです。
四国の山といえども縦走するのは大変ですよ。アルプスのように山なみが一重や二重ではなく、何重にもなっていて、山の深さと言う点ではたいしたものです。
ネコノメソウは実際、普通の山では早春に一番先に咲き始めるような気がします。福寿草はどこにでもは咲いていませんから。
ユキワリイチゲ、是非、実物をご覧になりにおいでくださいませ。

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