友に花と故郷の味を送る
前にも書いたけど、2月から3月にかけて、私の畑ではビオラやパンジーその他の春に咲く花がたくさん育ってくる。
以前はその花苗たちを地元の花好きの友人たちに差し上げるだけだったが、数年前に遠くに住む友人達にも送ったところ、すごく喜んでもらえて、それ以来、毎年、この季節に花苗と季節の果物や讃岐うどんなどを送っている。
最近は流通事情なども良くなったので、関東や東北にもこちらの特産である伊予カンやブンタン、デコポン、ハッサクなどの晩柑類がスーパーなどに並ぶのだろうか?よくわからないので、仙台と横浜に住む親友に、携帯メールで尋ねてみた。
しばらくして仙台の友から電話。彼女とは18の頃からの親友だがお互いに忙しいので、最近は滅多にメールや電話もはしない。彼女の話によると、仙台でも伊予柑は売っているけど、あまり美味しいのは売ってないとのこと。四国で美味しいリンゴがなかなか手に入らないのと同じだそう・・。なるほどそれもそうだね。
ついでに「今が旬の葉牛蒡も送ろうか?」と尋ねたら即「要る要る」との返事。
彼女は高松育ちなので、葉牛蒡は故郷の味のはず。
「マンバ」も送って欲しいとのこと。
ここで↑の画像だが、これが今日私が2人の人に荷物を送った残りの画像。送る前のを撮影すればよかったけど、何しろ今日のクロネコの受付は7時半までなので、煮出しをするまでは必死だ。それに花苗も20~30株入れるので、それにラベルをつけたり、梱包も手間がかかるので、撮影している余裕がない。
↑画像の横に長いのが葉牛蒡というもの。どうやら関東以北ではこれは食べられていないらしい。関西では春野菜の代表で、新牛蒡とか若牛蒡などとも言う。主に茎を食べるのだけど、勿論短い根っこ(つまり牛蒡の子供みたいなところ)も食べる。食べ方は最初にさっと茹でて、油揚げなどと炒め煮にする(キンピラに近いかも)私は自分が東京で住んでた学生時代、一度も八百屋でこれを見かけなかったので、たぶん関東では葉牛蒡を食べる習慣がないのだと想像していたが、その通りだったようだ。関東人はなんだってこんなに美味しいものを食べないのだろう?!
また中央の緑の濃い葉っぱがヒャッカ(西讃ではヒャッカと言うが東讃ではマンバと言うらしい)といい、これも一旦茹でてから、お豆腐などと炒め煮にするが、これをヒャッカの雪花(せっか)と呼んでいる。代表的な讃岐の郷土料理だ。(高松ではマンバのケンチャンというらしい)
明日にでも調理したものを紹介するとします(讃岐の郷土料理だが、検索してもそう多くはヒットしない、最近は郷土料理も廃れてきているのか?)
因みにこちらの油揚げは東京辺りのものとは違って厚みがあって、美味しいです。
この油揚げあっての郷土料理ですね。
カリフラワーも仙台まで送ったけど、今日は地元スーパーでは野菜が非常に安くて、この大きなカリフラワーが150円ほど。ブンタンは勿論高知のもの。(これも美味しいのとそうでないのは差が大きい)愛媛の伊代かん、それにハッサク。国産オレンジなど。
送った花はビオラ3種、パンジー、マウンテンフロックス、カウスリップ、イベリス、ヒゴスミレ、などなど15種類ほど。
千葉の先輩のMさん宅はご主人のほうの先輩は信州、奥様のほうの先輩は北海道のお生まれなので、送ったのは晩柑類と花苗。
来週には横浜のMちゃん宅にも送るからね~。お楽しみに~。
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