新緑堪能ドライブ、川辺のキシツツジ
おなかも空いた事だし、お昼にしようということになって、良い場所を探す。
車道下には川底までくっきり見える綺麗な沢が流れている。運転しながらちらちらと川辺に目をやると、川辺には綺麗なピンクのツツジがいっぱい咲いている。何とか沢に下りて、あの綺麗なつつじを見ながらお昼にしたいものだ。
↑画像をクリックしていただくと川岸にピンクのツツジが咲いているのがおわかりだと思います。沢に下りていく階段が見えたので、車をとめて下ってみたが、途中までは道がついていて、その道は川辺にある廃業した製材所へと続く道で、途中までは行けるが、最後の川辺への下りはなんとロープで下るようになっている。釣りをする人かアウトドアをする人が川辺に降りるためにロープを垂らしているようだが、私は何とか下れるが、足を傷めている友人には到底無理。
そして川辺にいっぱい咲いているツツジはどうやらキシツツジというらしい。川岸に咲くからキシツツジという名がついたようだ。
検索するとこのようにある。「 名前のとおり川岸の岩上に生育する。川の水が時々岩にたまった落ち葉や土壌を洗いながすような場所では大きな樹木が育たないために、キシツツジのような低木性の樹木が育つ場所ができる。ダムによって洪水がおきなくなると、樹木や草が大きくなり、キシツツジは負けてしまう。」川岸の岩場に咲くピンクの花は遠目にもとても綺麗だ。
廃棄された製材所から沢を見渡してみる。
こちらは車道沿いの道路法面に咲いていたもの。同じようなツツジでもここで咲くとモチツツジなのだろか?それにしても川が増水すると水にすっぽり浸かるだろうに、それに耐えて生き抜くというのは、なんと言う素晴らしい生命力。それに毎年、剣山に登るときに貞光川沿いを遡るのだが、貞光川ではこのツツジを見た記憶があまりない。
少し場所が違うだけで、咲く花が違うと言うのはほんとに不思議。
結局、川とは反対に山道を登って剣山系を正面に見ることのできる高台でお昼を食べたのだった。お昼を食べながらウグイスのさえずりを聞き、山を渡る涼しい風に身を任せると、つまらない悩みなどぱーっと飛んでいく。
この時期の山の定番の花、ヤマルリソウも咲いている。
ヤマルリソウとフウロケマンのツーショット。
タチツボスミレ、フウロケマン、ヤマルリソウのスリーショット?(^^;)
こちらはサワハコベだろうか?
民家のフジらしいが道の法面にまで見事に垂れ下がっている。今回のドライブではフジもたくさん見かけた。
最後は神山町の道の駅で休憩を取ったが、ここのアイスクリームがものっすごく美味しかった。通りかかることがあれば是非ご賞味ください。
コメント