ヒナギキョウの仲間=ワーレンベルギア
4月末頃から幹線道路を走っていると、中央分離帯に青い小花が一面に咲いているのを見かける。視力だけはいいので、信号待ちなどの間、いつも分離帯に咲いている野草を眺めて楽しんでいるが、このヒナギキョウは実に秋までずっと咲いている。
このキキョウ科ヒナギキョウ属の仲間をワーレンベルギアといい、ヒナギキョウの学名はWahlenbergia marginata というようだ。
↑画像は去年の秋に岡山の園芸店で買い求めた株で、ワーレンベルギア・タスマニアンブルーといって八重咲きの園芸品種。冬の間はほとんど消えかかっていたが、さすがにヒナギキョウの仲間とあって、春になったら新芽が一杯出てきた。しかも株分けできそうだったので、2株に分けてきちんと肥料もやって植えつけたら、びっくりするほど良く咲きあがってきた。針金のような細い茎の先に一つだけポツント花を咲かせる。枝垂れて咲くので、これもハンギング仕立てにするのがいちばん良いようだ。
濃い目のブルーが鮮やかで、お気に入りの一鉢となった。
こちらはT&M社の種を昨年秋に播いて育てた株から開花した花。
http://www.engei.net/Browse.asp?ID=16494
種は↑の種だったと思う。
こちらは去年育てたもので、種は確かサカタの種だった。品種的にはT&Mのものと同じだと思うが、どことなく花が違うような気がするのは気のせい?
最後に、どこにでも咲いている野草のヒナギキョウ。
これは帰化植物ではなくて在来種の花らしい。小さな花だけど、私の大好きな花。
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