« 山里の彼岸花 | メイン | ギボウシとダンギク »

2006-09-19

ヒメキンミズヒキなど

畑で最近は増え気味で、抜かねばならないキンミズヒキ、勿論、今の季節はどこの山でもたくさん咲いている。

山にはキンミズヒキもたくさん咲いているが、ある程度の高度になるとヒメキンミズヒキといってキンミズヒキを華奢にしたものが咲く。

Dsc02343_1

花弁は細長く、私が見かけるものは草丈もキンミズヒキより低めだと思う。

葉っぱなども華奢のようだ。

私が持っている図鑑のうち一方は区別せずにただキンミズヒキとだけしてあるが、もう一方の山渓ハンディ図鑑「山に咲く花」では区別している。

Dsc02181_1 こちらは我が家の畑で蔓延って少々厄介物扱いにされ始めたキンミズヒキ。

花弁は丸っこく、花つきが良いようだ。

Dsc02358 種を比べて見た。二倍ほども大きさが違う。勿論小さいのがヒメキンミズヒキの果実。

Dsc02322 ダイコンソウもキンミズヒキと同じ引っ付き虫の仲間だが、昨日見かけたダイコンソウはまるで園芸種の花のように大きくて色鮮やかだった。果実の様子もよくわかる。

Dsc02340 最後にこの画像は何だと思われますか?

私は実物を見たとき、てっきりヤブタバコだとばかり思い、画像をこれ一枚しか撮らなかったのだ。

ところが帰宅してから画像チエックするとどうも腑に落ちない。葉っぱもちょっと違うし、何より花の後の辺りが。

どうやらこれはメナモミの仲間でコメナモミではないかと自分なりに結論したのだが・・。

何度も見ていて見間違うはずがないと思っていたヤブタバコですら、よく見ないとこんな勘違いがある。この花はまだ開き始めでメナモミの特徴的な花の形がまだ出てないせいもあったのだろう。

トラックバック

このページのトラックバックURL:
http://bb.lekumo.jp/t/trackback/1251/6544169

ヒメキンミズヒキなどを参照しているブログ:

コメント

こんにちは

コメナモミですか、やっぱりメナモミよりスマートに見えますね
図鑑を見ると 花がちょっと面白いですね

キンミズヒキ、いつもあまり気にせず キンミズヒキが咲いたな~くらいに思っていましたが 良く見るとこの辺はヒメキンミズヒキと半々くらいみたいです

ヒメの方が 葉が丸みがあってほっそりして可愛いですね

こんばんは。
またまた新しい名前を教えていただきました。ヒメキンミズヒキというのがあるんですね。さすがにこの近所には無さそうです。

yuukoさん、こんにちは。
メナモミは秋には結構見かけるのですが、コメナモミというのはあまり知りませんでした。
秋の花は春の花に比べると地味目のものが多いですね。
ヒメキンミズヒキはこちらではある程度の高さになると出てくるようです。キンミズヒキは山麓に咲いていますが、山頂付近はヒメキンミズヒキというように。
でも、中腹辺りだと、どちらも一緒に生えているようですね。
昨日も山だったのですが、草丈20cmぐらいのがいっぱい生えていて、こんなだったら庭に生えてもいいな~なんて。

多摩NTの住人様、こんにちは。
そちらのほうの環境がよくわからないので、なんともいえないですが、少しだけ山のほうに行くとヒメキンミズヒキが見られますよ。
草花は標高に左右されず、どこにでも満遍なく咲くツルリンドウみたいな花や、標高によって住み分けているものなどいろいろあって、楽しいですね。
山地の花もご覧になり始めたら、もっともっと楽しみが広がるのではないでしょうか?

コメントを投稿

フォトアルバム
Powered by Six Apart

私のもうひとつのブログです。よろしく

更新ブログ