山里の彼岸花
一週間前にも山道をドライブしたけれど、そのときには咲いている彼岸花はたった一輪だけだった。
それがどうだ、一週間経ってお彼岸が近くなると、季節に忠実に咲きあがってきた。
先月末にもここと同じ場所にきていて、そのときは稲刈りしている田んぼもあった。
しかし、讃岐路ではなんといっても黄金に実った稲穂には真っ赤な彼岸花が付き物だ。
田んぼのそばの草原には1ヶ月前にも咲いていたヒメヤブランがまだ咲いていた。花はむしろ前よりも増えていたようだ。
そして、一ヶ月前には咲いてなかったネジバナまで何故か4,5本、咲いている。
この草原は時々草刈されるので、植物も変則的な咲き方になるのかも知れない。
白い花に赤い小さな斑点入り。ネコハギと言う名前らしい。
田んぼの真中にぽつんと小さなパン屋さんが建つ。白いゲンノショウコやツルボ、アゼムシロなどはいっぱい咲いていたのに、サクラタデが見つからない。パン屋さんの奥さんの話ではサクラタデが咲いていた休耕田は今年は除草剤を使ったとか・・。
ああ・・・・。これで、県内で私が知っているサクラタデの自生地はなくなった。また探さねば。
一方、なかなか出てこなくて心配していた我が家の白花彼岸花もやっと芽が出てきた。
毎日のように新しい芽が出て、今年は7,8本の白花が咲きそうだ。
少し離れたところに何時の間にか勝手に生えてきた赤の普通の彼岸花もこれまた2日遅れでちゃんと芽が出てきた。
中庭のほうの紅白の彼岸花もほぼ同じ日の芽出しだった。
植物の律儀なことにはほんとに驚かされる。
keitannさん、先日はリンクを貼らせていただきましたご勝手をお許しください。
讃岐うどんのこと、色々教えてくださってどうもありがとうございました。
keitannさんのお話しを聞く度に、讃岐うどんって奥が深いなぁ~って思います
彼岸花、満濃の山すそに咲いているのを先日車の中から見つけ、keitannさんのことを思い出してたんですよ
「この辺の山を散策されるのかな~」なんて
どんどん移り変わる秋の野山は宝山ですね
白ヒガンバナ、家は知らない間に咲いてました(笑)
投稿: naho | 2006-09-20 14:34
nahoさん、こんにちは。
昨日は昼間はお山、夜はお仕事だったので、お返事が遅くなって失礼しました。
讃岐うどんは奥が深いというか、讃岐では生活に密着した食べ物ということでしょうね。
法事のお客様に先ず一番初めに出すのがお茶ではなくて、うどんというところもそんなところですね。私が高校の頃は友人宅に遊びに行ったら、お母さんが打ち込みうどんを作って振舞ってくれたりなんてこともありました。(打ち込みうどんというのは打ったうどんを野菜などと味噌味で煮込んでいただくものです。)
うちの母は私の大学入学のときに一度だけ東京にきたのですが、東京で食べたうどんがそれはまずいといって怒りましたもんね。(^^;)
満濃もよく野草散策するスポットですよ。特にこれからはセンブリやキッコウハグマなど可愛い野草がたくさん見られます。
あ、そうそう、うちでも白の彼岸花が昨日、咲いたんですよ~。
投稿: keitann | 2006-09-21 10:38