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2006-09-28

ツルリンドウとカラスノゴマ

ツルリンドウもカラスノゴマもそれほど珍しい野草と言うわけではない。

よその地方の山ではいざ知らず、四国の山では里山から比較的高山まで咲いているのがツルリンドウだ。

Dsc00317_3

先日は標高1000m弱での出会いだったが、今回は標高600mでの出会い。

たいていは樹林の縁などで咲いていることが多く、自然光での撮影ができないことが多い。

昨日は運良く天候も良く、何より明るい日陰で咲いていたので、綺麗な色をそのまま写すことが出来てよかった。

花後の赤い実も美しいが、淡い青紫色の花も素晴らしい。

花の近くで見えている葉はヤマイモか何かの葉っぱで、ツルリンドウの葉ではない。

Dsc00319_2 とても花つきの良い株があって、開いたばかりの初々しい花がたくさんついている。

ただ、ツルリンドウはツルと言っても何かに絡まる力が弱いのか、たいていは地面の上でのたくっていることが多い。(^^;)

綺麗な花が地面の上で咲いているのを見ると、「どうしてツルニンジンやツルアジサイみたいに木に絡まれないの?」と言いたくなる。

今年も綺麗なツルリンドウに出会えて感謝である。

Dsc00307_2 この黄色い花はカラスノゴマという。シナノキ科、カラスノゴマ属。

高山ではなく、ちょっとした山道に咲いていることが多い。

しかし、それほどどこにでも咲いているというkとはないので、出会うとやはり嬉しい。それに黄色い花は、なかなか可憐だ。

種子がこれまた面白いそうだが、種子はまだ気をつけてみたことがない。

Dsc00308_4 検索すると「畑や道端に生える」とあるが、私が見る限りでは、多少は山の雰囲気を持ったところに生えているようだ。

秋にはやはり一度は出会いたい花。

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