アサマリンドウ、花盛り
2年前の10月半ば過ぎに、たまたまこの山に登ったら、アサマリンドウとセンブリが尾根道に咲いていた。去年もセンブリが咲く頃にと思い、10月20日に登ったのだった。
しかし、今日はまだ10月1日。センブリはまだまだ蕾だったが、アサマリンドウのほうは多くの花を見ることが出来た。むしろ今頃のほうが見頃なのかも。
車を停めた場所から尾根道にはものの5分と歩かずに着くが、そのアスファルトの道路沿いに呆気なくサマリンドウを見ることが出来た。いつもだと1時間以上歩いてようやく対面するので、なんだか拍子抜けだ。
稜線の北側のすっぱりと落ちた斜面の林床にはたくさん咲いていた。
薄暗いのでフラッシュを炊いて撮影してみた。
この場所は木が切り払われていて明るいので、実際のアサマリンドウの色がわかると思う。
リンドウ科リンソウ属。
アサマというのは三重県の朝熊山に由来するが、学名はGentiana shikokianaとなっていることが示すように、四国の代表的なリンドウでもある。
春にはチゴユリが咲いていた場所に今ではちょうど、アサマリンドウが咲いているようだ。
雨が降っていて陽射しがないので、花が開いてないが、あちこちでいっぱい咲いている。
これは一度だけでは勿体無い、やはりもう一度センブリのお花見も兼ね、晴れた日に来てみたいものだ。
花が開いているところを見るのはなかなか難しくて、たいていはこのように閉じていることが多い。
それにしても近場のこの山でこんなにたくさん咲いているとはあらためて驚いた。
薄い青色でしょうか?キレイな色~。
今度は是非、晴れて花が開いたところを見たいですね~。
期待してますっ♪
でもこの蕾も、可愛くてすごく好きです~。
投稿: ちゃっぴー | 2006-10-02 13:46
ちゃっぴーさん、コメントありがとう。
アサマリンドウは色がライトブルーで、濃いブルーの色が多いリンドウの中では珍しいですね。
草丈も20センチぐらいで可愛いですよ。
蕾のときもソフトクリームみたいにぷっくりとした形で、なかなか愛らしいリンドウです。
何でも紀伊半島と四国の一部にしか咲かないようで、高知の山では普通のオヤマリンドウしか咲いていませんでした。
晴れてても微妙に開かなかったりしますが、花数が多いから一つぐらいは開くかも?
もう一度、行かなきゃ~。
投稿: keitann | 2006-10-02 18:23
keitannさん、こんばんは~。
アサマリンドウ、始めて拝見致しました。
とっても爽やかなライトブルーのお花なんですね。
確かにリンドウは濃いブルーが多いですよね。
背丈も小さいのですか・・・。
可愛い蕾ですが、咲いたお花も見てみたいです。
撮れましたら、是非是非拝見させて下さいね!
投稿: ミャーのママ | 2006-10-02 21:01
ミャーのママさん、こんにちは。
アサマリンドウは漢字では朝熊竜胆と書き、三重県の朝熊山にも自生するそうですよ。
そちらからだとそれほど遠くはなさそうですから、実物をご覧になるのも不可能ではないみたいですよ。
このお花、なかなか全開した姿を見ることが出来ませんが、開いてもぱ~っとは開きませんので、楚々としたイメージですね。
草丈も中には10cm程度で咲くものも。
センブリの頃にもう一度見に行きますので、その時は開いた姿を見てみたいですね。
投稿: keitann | 2006-10-03 11:46