今年もアケボノソウに会えた
先週の日曜は絶好の秋晴れだったと言うのに、昼まで仕事があり、午後からは高松に母が行きたいといっていたオペラに連れて行ったりで、山には行けず。
そして、何も予定がなかった今日、久々に愛媛の笹ヶ峰に末っ子と登る予定にしていた。
なのに、天気予報では曇りのち雨の予報。とりあえず、山の支度をして6時起床。
雨は降ってないが、山の上は降るだろうなという感じの空だ。
思案しながら、高速インターに向けて走っていたが、インター手前5分ほどのところで、雨がぽつぽつし始めた。雨では高山に登っても大変なので、適当に左折して南に向かう。
徳島の雲早山というのも以前から登りたい山なのだけど、県境の三頭トンネルを越したら、徳島方面の山はどれもガスがかかっていて見えない。前線が南海上から北上しているそうで、どうも南方面は天気が良くなさそうだ。
一方、徳島との県境の山は姿が見えているし、雨もまだ降ってないので、県境の山散策へと方針を変更。以前教えていただいた林道の様子も見てみようと思い、そちらに走ると白い花が目に付いた。
待望のアケボノソウだ。今まで県内の山ではあまり見ることがなかったが、ここは林道沿いにもかかわらず、群生している。
まだ咲き始めたばかりの初々しい花ばかり。トップ画像のバックのぼけた花はまるで白い星みたいだ。
ここのものはちょっとした藪の中に生えているのと、草刈に遭ってないのとで、私の背丈よりも高い。
去年、鯉ヶ窪湿原で見かけたアケボノソウも大きくてびっくりしたが、だいたいにおいて草丈が高くなるようだ。
以前、笹ヶ峰登山口に至る林道沿いでも背の高い株を見かけたものだ。
リンドウ科、センブリ属。
真上から撮影してみた。
緑の丸い模様には蜜腺孔が合って、この模様によく蟻などがきているのを見るけど、今日は珍しく虫がいない。
朝が早かったのと、雨だったのとで虫がまだ来てなかったのかもしれない。
こちらは去年の画像だけど、ちゃんと蟻が来ている。
愛媛や高知の山に登れば、今の時期、必ず出会えるとはわかっていたが、比較的近い場所でこんなに群生する場所を見つけられて、来年からも楽しみだ。
こんばんは。
他のブログでも拝見した花で、一度出会いたい花です。キリリと引き締まってなかなかスマートでお洒落な花ですね。
投稿： 多摩ＮＴの住人 | 2006-10-01 21:44
多摩ＮＴの住人様、こんばんは。
アケボノソウはやっぱり山の花でしょうね。
散策場所が限られると、なかなか見られない花だと思います。
そんなたいそうな花でもないけど、年に一回か二回見られれば、私も大満足しています。
それに画像にするとあの精緻な模様がなんともいえません。
投稿： keitann | 2006-10-01 22:35