思い出の火上山に登る、その4
登り始める前に、もう少し西のほうに住んでいる友人に、4時過ぎに寄るからとメールを入れたのでした。下るだけなら時間はかかりませんが、車道歩きが長いので、山頂には3分ほどいて、直ぐに下り始めます。
赤布のついている、登ってきたのと同じ道を下るだけですからどうということはありません。
ところが、登山道に出た場所を過ぎてどんどん下っているときに、赤布が少し右についているところがありました。これは右かな?と思いましたが、どうも道はそのまままっすぐについている道のほうがはっきりしています。そこでどんどんまっすぐ下りました。ところがこれが間違いで、この先は赤布が一枚もありません。やはり先ほどの分岐は右が正解だったようです。しかし、多少ずれても高速の側道に出るのは間違いないので、そのまま強引に下ります。ブッシュというほどではなく木の間をすり抜ける感じですが、たまった落ち葉がものすごくて、落ち葉で足がすべりそうです。おまけにたいしたことはないだろうとたかをくくって、登山靴ではなくウオーキングシューズのままなので、尚更滑りやすいのです。転ばないように気をつけて急な傾斜のところは立ち木に掴まりながら下ります。
本来のルートは恐らく弥谷山方面に縦走しているような感じです。
私のとったルートはそれより少し南に出るはずです。
やがて、直ぐ下に舗装道路が見えてきました。やれやれです。
果樹を植えてあるらしい、ちょっとした畑のような場所に出てきました。
登り始めた場所からは相当北に下ってきています。
4年間に登ったときは大日鋼機とか言う会社の直ぐ近くに下ってきたような記憶があります。
しかし、高速の側道沿いに歩けば、簡単にもとの場所に出るので、後はどうということはありません。
直ぐ近くに手入れの行き届いたミカン畑が広がっています。この直ぐ下が高速側道になっています。
側道沿いの廃屋にはヤブツバキが綺麗に咲いています。
反対方向を見れば、高速の三豊・鳥坂インターの標識が見えます。
適当なところで高速の下をくぐって、R11方面に向かいます。
てくてくと歩くその正面方向には友人の家がある七宝山方面が見えます。
昨日のお天気は春霞みがかかったようなお天気で、山はどれもぼやけて見えます。
私の気配で、ため池の岸近くに生えている葦から小鳥が一斉に飛び立つのですが、どうやらメジロのようです。野鳥のねぐらになっているのかも知れません。
いつもは車道をてくてく歩くことはほとんどありませんので、こんな光景を撮影するのは珍しいのですが・・。
車を置いてある場所まで下ってきたのは16時30分でした。
それから友人宅に急いで直行したのは言うまでもありません。
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