低山に春蘭を見に行く
最近、親しくさてていただいてる山友達のTさんに、「讃岐富士に春蘭が咲くんですか?」と尋ねられました。勿論咲かなくはないし、株は結構あるのですが、讃岐富士はずいぶん人が多くなったので、もっと人の少ない山に春蘭を見に行きましょう、と言うことになりました。
21日に実家にお墓参りに行ったついでに、その山に下見に行きました。
4月に入れば、咲いているのは間違いないですが、少し早くとも花芽の様子で何時が見頃かはわかります。幸い、お天気も良く、絶好の山日よりです。
お墓参りには車二台で来ているので、山に登らない主人や子供たちは別の車で帰りました。登り口に車をとめて山靴に履き替えます。低山なのでリュックはなく荷物はウエストポーチのみです。
私の住んでる市内では、今年はあまりレンゲを見かけてませんが、さすがに実家付近ではタンポポやレンゲがあちこちで咲いてますね。
キジムシロの花が咲いています。春の強い陽射しを受けて輝くばかりに咲いています。
讃岐富士と大体同じ花が咲くようです。
ツルウメモドキもこの季節になると、さすがにお正月頃のツヤツヤした輝きはありません。
低山なのでツル性のものが多く、花はまだですが、アケビ、ムベ、キヅタなどもあちこちで見られます。
瀬戸内海と島々が時折見えます。子どもの頃から、馴染んだ光景です。
登り口は海抜精々30Mほど。
登り始めて3分も経たないうちに、上から男の人が下ってきました。挨拶をしたら「今から登るのですか?」と訊かれたので「そうです」と答えた所、一緒に登ってもよいでしょうか?とのこと。特に断る理由もないので、同行することになりました。60代半ばの方らしいですが、それほどどんどん登られると言うタイプではないようです。
タンキリマメを見かけました。このタンキリマメだけはツヤツヤと秋と変わらぬ綺麗な実をつけています。
普通は冬の間に葉が茶枯れるのでタンキリマメだかトキリマメだかわからなくて困りますが、葉っぱも何故か青いままです。葉の形と分厚さから恐らくタンキリマメでしょう。
途中、二箇所ほどでナガバノタチツボスミレが群生する場所があります。そしてこの場所にはコバノタツナミソウもたくさん生えています。
途中からルートは山肌をジグザグに登り始めます。花崗土の土にはアカマツやウバメガシ、コウヤボウキなどが生えています。
見覚えのある咲き跡の葉が現れました。コクランの株ですね。去年の秋以来、あちこちの低山で株は見かけますが、花は一度も見ていません。花が咲くのは6月頃と言うことですが、その頃にはあまり低山を歩かないからでしょうね。
こんばんは~。
素敵なところですね!!
私も長崎に帰りたくなりました・・・。
我が家でも苗を植えたレンゲが咲き始めましたよ♪
郷愁止まることを知らずです。(^^;)
投稿: ちゃっぴー | 2007-03-25 23:34
ちゃっぴーさん、こんにちは。
お返事が遅くなってすみませんでした。
長崎もそう言えば、海と山のある町でしたよね。私が貼ったのと同じような景色がありましたよね。私も長崎のドライブ旅行に行ったときのことを思い出しましたよ。
え~~、レンゲまで植えたの?
そうだね、大阪辺りじゃレンゲ畑はなかなか見られないだろうから、レンゲは植えないと見られないのかな?
街に住んでいるとこんな光景が思い出されるでしょうね。私は幸い、田舎に住んでいるので毎年当たり前に見ているけど、考えてみればとってもありがたいことです。昨日も少しお山に足を伸ばしたので、麦畑の植えを翻る鯉のぼりを見ました。
投稿: keitann | 2007-03-27 11:32