セツブンソウ、見つかる
セツブンソウが見つかると言っても、自生のセツブンソウが見つかったわけではないのです。
実は3年前に種を播いたセツブンソウの苗だと思うのですが・・。
自分でも自分で育てているセツブンソウの経緯があやふやになっていたので、このブログの記録を2004年まで遡りました。
↑画像はとにもかくにも、昨日、見つかったばかりの、セツブンソウの葉っぱです。
去年もあった筈のセツブンソウなのですが、今年に入って皆さん芽が出たとおっしゃっているのに、我が家のセツブンソウは行方不明のままでした。馬鹿な私はてっきり去年も鉢植えにしていたのだとばかり思っていて、鉢ばかりを探していたのでした。どこを探してもセツブンソウと書いたラベルを立てた鉢が見当たらず、勿論、あの独特の芽出しをした鉢も見えません。
あ~、またしてもセツブンソウの夏越しに失敗か~としょげていたのでした。
実はセツブンソウの種は3年程前に花友さんからいただいていたのに、それまで野草の種まきなどしたことがなかった私は、夏場に日の当たるところに置いてしまい、発芽しなかったのでした。セツブンソウはクリスマスローズや雪割草と同じで、花後種子をつけたのを直ぐに採り播きにします。すると約7ヵ月後の翌年の早春に双葉を出すのです。
これが05年2月に発芽したセツブンソウの双葉ならぬ一枚葉です。最初の年は、このまま消えます。
恐らくこの幼苗が育ったのが一番上の画像の株です。
3年も4年もかけてゆっくり育つ植物は、やはり記録が欠かせませんね。
あの特徴的な芽出しの様子が見られなかったのは残念ですが、こうして生き延びてくれていてほんとに嬉しいです。
置いてあった場所は初夏から晩秋まで私が山野草を避難させている場所で、一日に2時間ほどしか日の当たらない場所です。水遣りは他のものがあるので、それと一緒に適当に乾かない程度に水遣りが出来ていたのでしょう。ラッキーでした。
こうしてまずまずの葉を見ることが出来ました。
しかし、思い込みとは怖いですね。鉢ばかり探していて、ポットはあまり見てないようでした。種まきしたものの、発芽しないポットばかりを並べている場所でしたし・・。ラベルも一応立てていて「セツブンソウ 04年」と書いてあるのは04年種まきしたということ?
自分で書いて自分でもわからないという、いい加減さでお恥ずかしい限り。
しかし、これで来年か再来年開花への望みが繋がりました。
秋の植え替えを忘れないようにしなくちゃ・・。
こんばんは。
素晴らしい記録ですね。来年? 再来年? とても楽しいですね。
投稿: 多摩NTの住人 | 2007-03-09 22:39
多摩NTの住人様、こんばんは。
もともとブログは自分の育てている花と、登った山の記録のために立ち上げたようなものです。
こんなときに役立ってくれて助かります。正に継続は力なりでしょうか。
投稿: keitann | 2007-03-09 23:24