ハシリドコロとモミジガサ
っ私の手持ちの図鑑には「全草にアルカロイドのスコポリンを含む猛毒植物。誤って食べると幻覚症状をおこし苦しんで走り回るということからこの名がある。」とあります。また「薬用にもされる」とあります。さじ加減一つで薬にも毒にもあるというのは本当のようです。
花の色は他に例を見ないような色合いで、そういう意味でもずいぶん個性的な植物だと思います。
大きくて柔らかそうな葉っぱはまるでニコチアナと良く似ているなと思ったら、どちらもナス科ですね。ニコチアナのほうはずいぶん美味しいのか虫がよくついて困りますが、ハシリドコロはさすがにそういうこともなさそうです。
全体の姿です。知らない人が見たら、確かにこのワサワサと繁った葉っぱは茹でると美味しそうに見えます。
山ではヤブレガサの芽出しはよく見かけるのですが、この山ではモミジガサの芽出しをたくさん見かけました。天ぷら用に葉っぱを少し採取してきても良かったかな?芽出しのときからすでにモミジみたいな形をしていますね。
コメント