ヤマブキなど樹木の花
久しぶりに樹木のカテゴリーの記事です。
4月に入るとヤマブキが咲き始めます。山登りは数十年前の学生時代にもしていたのに、山で咲くヤマブキは一重の愛らしい花だということを知ったのはつい5年程前のことです。
3月から見られるキブシやクロモジなどの淡い黄色と違い、こちらは数輪でもしっかり自己主張するようなインパクトのある色ですね。
ちょっとした山の岩場に咲いていたヤマブキです。
谷の上に枝垂れるように咲くヤマブキはなかなか風情がありますね。周囲の山肌は、芽吹きが始まるか始まらないかという頃です。
庭植えによくされるのは八重咲きのヤマブキですが、私はこちらのヤマブキのほうがはるかに美しいと思います。香川の山地では4月10日頃から咲いて入るのを見ましたが、高知の山では4月8日にすでに綺麗に咲いているのを見かけました。
ヤブツバキは花の時期が長いですね。低山のヤブツバキは冬から咲いていますが、さすがにそれよりもう少し高い山では3月にならないと、花は目立ちません。そして3月初めに咲き始めたヤブツバキは山桜の時期にも咲き続けて、やがて、山桜が終ってもまだ咲いています。
ヤブツバキの木は、割合、丈が高いので、近付いて撮影は難しいのですが、思いっきりマクロで撮影してみました。それにしても鮮やかな紅ですね。
ナガバモミジイチゴ・・・低山から高山まで、どの山ででも見かけることのできる低木です。しかも、花も美しく、オレンジ色の実もまた美味しいので、山歩きに疲れたら、一粒口に含むといいですね。
クロモジの葉っぱと間違って引き寄せたら、なんとハナイカダの葉っぱでした、葉っぱの上にはすでにちょこんと花の蕾が乗っかっています。花まではもう半月ほどでしょうか。
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