雲早山までドライブ、その7、
30分も歩いたところで、上から二人の男の人が下山してきました。
「上には何か咲いてました?」とお聞きしたところ、「つつじぐらいですね~」とのこと。時間が時間なのでそうゆっくりもしておれないので、この辺で下ることにしました。実際、その辺にくると、花もあまり咲いてないのです。一番花が咲いていたのは登山口付近でした。
その方たちにヤマシャクヤクが咲いているという話を聞きました。
場所は登山口に至るまでの、丁度私が車をとめた辺りらしいです。では、帰りに立ち寄ってみようかな~などと考えながら下り始めます。
登るときには気づかなかったフデリンドウが咲いています。それにしてもフデリンドウは里山の標高50mほどの場所から標高1200mのこの付近まで、いろいろな場所で見かけるものですね。
たいていは落ち葉の中からこうして顔を覗かせているのを見ることが多いです。
ナスビ平でも出会ったミツバテンナンショウです。テンアンショウの仲間では比較的高山で見かけるように思います。
マルバコンロンソウも咲いています。沢筋ではお馴染みの花ですね。
岩の下で紫色の花を咲かせているのはヒメエンゴサクでしょうか。今年はまだ青い色の山エンゴサクを山で見ていません。
カタクリもこの山のどこかで咲くらしいとのことですが、花の時期にはもう遅いでしょうね。
ハルトラノオもまだ咲き残っていましたが、早春に見る初々しさはすでになくなっていました。例年は皿ガ嶺で4月半ばに見ています。
keitann様 こんにちは
この記事の画だけを見る限りでは、山は萌えだしたばかりのような印象を受けますね。
フデリンドウは懐かしく嬉しく拝見しました。
また、ミツバテンナンショウという初めて聞く名もありますね。
極めつけのものがヤマウツボですね。
小生はこんな形をしたものは「オニク」以外では見たことはありませんでした。
ところ変われば花変わるを地で行っていますね。
コミヤマカタバミのカタバミさ・・・もとい、かたくなさはこの花の節操と思って笑って許してあげましょうか。
投稿: ぶちょうほう | 2007-05-12 21:16
ぶちょうほう様、こんにちは。
そうです、新緑というよりも萌え出したばかりという感じの山でしたね。
咲いている花も早春に見かけるような花が多くて、全体に初々しい雰囲気でした。
山ではこうして標高を選ぶことによって、何度も早春の山を楽しめるるのがいいですね。石鎚辺りだと、まだ春は来てないのではないかと思います。
テンナンショウの仲間はこちらではよく見かけますが、ミツバテンナンショウは割合高い山で見るようです。葉っぱが三裂しているので見分けやすいです。
ヤマウツボはハマウツボ科ヤマウツボ属の寄生植物だそうです。群生はしてないようですが、今年はどう言うわけか二度目のおめもじでした。
コミヤマカタバミは何とかもう一度ぐらい会って、今度は咲いている姿を見てみたいものです。
投稿: keitann | 2007-05-13 17:34