雲早山までドライブ、その6、シコクスミレなど
登るにつれて、今年はまだ見ていなかった花たちが咲いているのが見えます。
いつもの年だと4月末に一度は皿ガ嶺に登るのですが、ちょうどそのときに見るような花が咲いています。
シコクスミレも咲いています。去年まではスミレの見分けがあまり出来なかったのですが、今年はシコクスミレだとすぐにわかりました。
シコクとつきますが四国の固有種というわけではなく、四国で最初に発見されたのでこの名があるそうです。スミレサイシンの仲間で葉は心形で光沢があり、葉脈がへこむのが特徴です。
シコクスミレの顔を正面からマクロで撮影しました。あまり整った顔をしているとは言いがたいですが、愛嬌がありますね。
日光がよく射している株を撮影してみました。「葉には光沢があり・・・」と私の図鑑には記載がありますが、まさに葉っぱの光沢が確認できる画像です。
香川の里山では一ヶ月も前に花の盛りだったイチリンソウが標高1200のこの場所では今が一番綺麗な姿を見せているようです。また、里山では群生して咲いていますが、さすがにイチリンソウらしく一輪ずつぽつぽつと咲いているのが印象的です。
ピンぼけ画像で申し訳ないですが、イワボタンかボタンネコノメのようです。香川でいつも見ているニッコウネコノメとはちょっと違うような気がしました。しかし、花の時期は済んでいるようですね。シロバナネコノメもありましたが、これも見頃は過ぎていたようでした。
黄色い花が咲いています。ミツバツチグリならしょっちゅう見ていますが、どことなく違います。調べてみると、どうやらツルキンバイのようです。ツルキンバイはそれほど出会わない花ですね。
辺りの林の様子です。丁度芽吹きが始まって間もない時期で、私の一番好きな季節ですね~。
道は沢に沿ってついています。
所々に赤テープがあるので間違う心配はないと思います。
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