5月の低山では、その6、樹木の花2
この変なものはおわかりでしょうか?これはコウゾの雌花らしいです。
コウゾは、三椏、楮と並んでいわれるように和紙の原料ですが、三椏の花が美しいのに対してコウゾのほうはなんとも不思議な花を咲かせるものですね。これは5月8日撮影の画像です。
一本の木に雄花と雌花が咲くそうで、下のほうに見える白い塊が雄花のようです。
実は赤くて甘く、美味しいそうですが、私はまだ見たことも食べたこともありません。
ムベなるかな・・のムベの花です。一番最初に見たときはずいぶん花つきが良くて、初めて見たこともあり何の花だか調べるのにずいぶん苦労しました。
秋に、アケビの実がなる頃、ムベの実も実りますが、うす甘くて割合美味しいですよ。
ムベはツル性の常緑樹で、見慣れると分厚い緑色の葉っぱが特徴的で、葉っぱだけでもすぐにわかります。
秋に赤い実がなり葉っぱも紅葉してすごむ目立つコマユミの花です。コマユミの花は秋の派手な実や葉っぱからは想像もつかないような地味な緑色の花です。
コマユミの中にこのように枝にコルク質の翼が発達するものをニシキギと呼んで区別しているそうですが、翼が出来ること以外は両者には何の相違もないそうです。
その辺の詳しいことは毎年検索したりして調べるのに、また毎年忘れていて、われながら情けなくなります。(^。^;)
コメント