5月の低山では、その3、ギンラン
キンランを一回り小さくしたような草姿です。草丈は15センチ~20センチほど。だけど、花はキンランみたいに頭頂部に固まって咲かずに、下のほうでも咲きます。花も白くて小さいのでキンランよりかなり控えめな印象の花です。キンランが人目につきやすいのに対して、ギンランは咲いていても、つい見過ごしてしまうような花です。数もキンランよりは多いようで、5月~6月に山歩きをしていると、割と出会う花です。キンランが豪華絢爛なのに比べて、楚々とした印象ですね。
これもランの仲間ですので、一株あれば、たいていはその辺りに数株ある筈です。
草丈わずか10センチほどの小さな小さな株もありました。それでも花を一輪つけています。
ギンランの花はいつも咲いているのかいないのかわからないような花が咲きますが、去年、西赤石で見たのはとても良く開いた花でした。ご覧になりたい方はこちらをどうぞ。
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