三年ぶりのオオヤマレンゲ、その6
今年はすでに何度も見ていますが、ここでもキバナツクバネウツギが咲いていました。
この時期の山の花は白いものが多いので、黄色い花は特に目を引きます。
この木はすでに蕾をつけていますが、それほど大きくない木でした。
いつもの年なら剣山か南アルプスで出会うことが多いのですが・・。
標高1000mぐらいではあまり見かけないの
で、ナナマドに会うには少し遠出をする必要があります。
少しガスがかかってきました。頭上を見上げるとナナカマドの葉がとても綺麗ですね。
ルートは稜線を外れて樹林帯の中に入ります。サワグルミやイタヤメイゲツ、ヒメシャラなどの大木があって、びっくりします。沢の上部をぐるりとトラバースするように登山道がついていて、危険な個所には鉄の歩道がかけられているので,歩きやすいです。2年前には確かこの辺りの沢の源頭部から下り始めて沢沿いに下ったのを思い出しました。
ただし下り口には道標も何もなくて、踏み跡しかないので、道標のついている通常のルートを下ったほうが良いと思われます。
10時14分、 四叉路といわれている分岐を通過。ここから洞窟コース経由で下山することが出来ます。2年前には確か沢コースとこの洞窟コースの両方を下山に利用しており、稲叢山をほぼ2回登ったようなものでした。
今日はTさんの膝のことも考えて、足場の悪い洞窟コースは歩かない予定です。
ここから先も2年前に下りで歩いているのですが,あの時はものすごいハイペースでしかも下りだったのですが、登りとなると結構時間がかかるものです。登山口を出てから1時間半ほど経過したのですが、オオヤマレンゲの撮影などに時間がかかったので、あれが休憩代わりと思えば、特に休憩を取るまでもないだろうと思って、そのまま強引に歩きます。周囲はいつのまにかシャクナゲの林になっていました。しかし、花の咲いた跡がほとんどなくて,今年はここ稲叢山でもシャクナゲが裏年だったようですね。ゴヨウツツジやアケボノツツジと思われる見事な大木も見えます。
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