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2007-06-11

銅山越へアカモノのお花見に、その4

ダイヤモンド水からしばらく行くと道は沢の左岸ルートと右岸ルートに分かれます。私はいつも左岸ルートを取っているのでこの日も左岸ルートとを行きます。右岸ルートは去年,下りに使いましたが、どちらかというと左岸ルートのほうが歩きやすいようです。鉄製のパイプを連ねたような橋を渡ると,道は少しだけジグザグに登ります。

P1110176

そのジグザグの道のわきにシロバナニガナが咲いていました。香川の標高1000mで、6月初めにも見ていますが,シロバナニガナは大好きな花です。ニガナの変種で舌状花がニガナは5枚なのに比べて7枚~12枚と多いです。また黄色いニガナで舌状花の多いものもあり、そちらはハナニガナと呼んで区別しています。ハナニガナはシロバナニガナの変種だそうです。どちらも初夏の山地で出会いたい花ですね。

P1110179 また沢を左岸から右岸へと渡ります。

アキグミが沢のすぐそばで咲いています。この花も毎年,この場所で見ている花です。しかし、去年はもう少し花の色が白かったはず・・・と思ったら,咲き進むと黄色く変色するそうです。でも、黄色く変色しても綺麗ですね。

P1110184 またまたギンランの花が咲いていました。少しも見頃を過ぎたのや,まだまだ綺麗なのや,条件によっていろいろな咲き具合ですね。

P1110194 去年、咲いていたコケイランが、今年も咲いていました。しかも去年より花茎が増えています。ということは株の数も増えたのでしょうか。

P1110198 エビネに似ているので別名ササエビネとも言うようです。色はエビネのようにいろいろな色合いはなくて、こんな黄色っぽい色だけのようです。

漢字で書くと小恵蘭・・・中国の恵蘭に似て,小型であるからだそうです。

P1110197 地生ランの一種のようですが,私にはこの開花前の姿からは何という種類なのかまではわかりません。

P1110201 登山道の様子です。雨上がりなので,緑が滴るばかりですね。

コメント

keitann様 こんにちは
今日は朝から日差しが強くて、心地よい風も吹き渡っていますね。
小生も天気にさそわれて、自転車でぶらっと出かけてきました。
ある交差点では早くもネジバナが咲いていてびっくりしました。

さて、御記事で素敵な花を拝見させていただきました。
ギンラン・・・羨ましい眺めです。
花を沢山つけていますね。
コケイランはやはり綺麗ですね。
なにか金色の輝きにも思えてしまいます。
その下の葉だけの蘭はジガバチソウではないかと感じました。
葉の間から真っ直ぐに茎を伸ばし、花の蕾をつけているように見受けました。

その下の雨上がりの緑滴る光景は「素晴らしい!」の一語に尽きますね。

蕾の欄はクモキリソウだね
ジガバチはこのくらい芯が伸びると
もう蕾を大きく膨らませるからね

クモキリの芯は翼があり四角っぽい感じだよ
咲くまでこれからが長いんだよ

ジガバチの葉はもう少し柔らかくて薄いって所かな

いいところだね~

ぶちょうほう様、こんにちは。
こちらも水不足なので,雨が降って欲しいのですが,皮肉なことに今日も今のところ青空が広がっています。
ネジバナは我が家の芝生の中でももう咲き始めましたよ。可愛いですね。
ギンランは四国の山には多いようで,5月から6月にかけて、標高1000m以上の山だと大抵見ることができます。特にこの銅山越付近はギンランが多いようで、ずいぶん見ました。樹林帯が途切れる稜線上でもコメツツジなどに混じって結構咲いてましたよ。
不明の蘭は何なのでしょうね?
いつも6月の初旬にばかり行くので,これから先の鼻が咲いた姿を見たことがありません。たまには違う時期に登る必要がありそうです。

ヨックさん、こんにちは。

不明の蘭、クモキリソウでしょうか?クモキリソウは去年,見ているのですが、後で画像確認してみます。
ジガバチソウはまだ花の咲いたところを見たことがないんですよ。6月から7月に掛けては山ではこんな蘭を良く見かけますよ。そういえば、コクランも葉っぱは良く見るけど,花はまだ見てないのでした。今年は花を見に行かねば・・。
東西の赤石山や銅山越はせとうちからすぐそばですからヨックさんちからでもほんの一走りですよ(橋がありますが)実際、登山口にとまっていた車は広島、岡山、兵庫ナンバーなどが多かったようですよ。
東赤石山は花の百名山でもありますからね。

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