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2007-07-06

タカネバラ咲く東赤石山へ、その4

赤石山荘近くにはオオヤマレンゲの花が咲くということを聞いていました。

どの辺りだろう?と思っていると、小屋の前手に何やら踏跡のようなものがついています。下を見るとオオヤマレンゲの木が見えます。

Ca340036

1株しかないのですが、オオヤマレンゲにしては大きい株です。

稲叢山や西門山で見た株より高さも幅もあって、花の咲いた後もたくさん見られますが、蕾もまだまだあります。綺麗に咲いているのが,丁度撮影しやすい位置にありました。

S君は今年はまだオオヤマレンゲを見てないそうだし、Iさんは初めて見るそうです。私は先日の稲叢山で、じっくりと眺めていますので、携帯で2ショットぐらいだけの撮影です。それにしても稲叢山のは花つきが悪かったですが、ここの木は全部で花を100ぐらいも咲かせたようです。剣山の株と同じぐらいの立派な株ですね。すでに花は終わっているだろうと思っていたオオヤマレンゲまで見ることが出来て、ほんとに充実のお花見山行となりそうな気配です。

時間はちょっと早いけど、ここでお昼です。赤石山荘の裏手にはよい水場もあって、眺めも良いし、お昼を食べるのには良いところです。驚いたことにS君とIさんはこの暑さでもちゃんとガスコンロ持参でラーメンを作り始めました。Iさんのザックからはおまけに1.5リットル入りのポリタンクが出てきました。カメラにポリタンクにガスコンロ・・一体何キロの荷物を担いでるの?と驚きました。私の三倍はありますね。私はというと、コンビニのお握りなので,それを食べれば、ザックの重さは5キロもないぐらい?

後からやってきた高知のパーティーの人達も何やらガスコンロにフライパンを乗せています。何を作るのかと興味津々で見ていたら、男の人が大きなベーコンをどさっといためて焼きそばを作り始めました。良い匂いが漂ってきます。おまけにビールまで出ているではありませんか。さすがに飲むのと食べるのが大好きな高知人ですね。山でフライパンって珍しいですね、と話しかけたら「そんなこともないです、てんぷらなんかも山で揚げたてを食べれますよ」とのお返事。タラやコシアブラの芽を採取して、その場で揚げるんだそうです。楽しそ~。でも、女は毎日家でご飯を作っているので、山でまで炊事はしたくないな~というのが私の本音です。

山肌を見上げると、ピンクのタカネバラが高度にして上方70mぐらいのところで綺麗に咲いています。他の人はあまり見えなかったそうですが,私は何しろ視力が2・0近いので見えるのです。ガスが時折流れて、八巻山方面が見えたかと思うとまた隠れます。

Ca340039 上方がガスに隠れてしまった八巻山です。

ここは私が来るときはいつも、こんな風にガスが流れていますね。S君は食後のホットコーヒーまで丁寧にレギュラーコーヒーを入れてくれましたが、私は夏はアイスで飲むので辞退して持参のペットボトルのコーヒーです。デザートはここのところ山でいつも食べているコーヒーゼリーです。3つ買ってきたので、S君とIさんにも差し上げます。S君は行動食にするとか・・。山で食べると、ほんとに何でもすごく美味しいですね。

お腹もいっぱいになり、ゆっくり休憩したので、12時10分出発です。山荘から八巻山には八巻山への直登ルートもあって、去年はそちらを下ってきたのですが、今回は少し西に上って石室越えに出てそこからは稜線伝いに東赤石付近をミニ縦走しようという予定です。

参考までに地図を貼ってみます。

P1120346irotuke オレンジ色のラインが今回歩いたコースです。

歩き始めると直ぐに東赤石の幕営場がありますが、うっそうとした樹林の下で、あまり快適とは言えなさそうです。

Ca340044 樹林帯の中の登りでこんな低木を発見です。どうも去年、北岳で見かけたヒョウタンボクに似ているな~と思いましたらアカイシヒョウタンボクという固有種らしいです。「東赤石山の蛇紋岩地に生育する落葉低木。ヤマヒョウタンボクの変種で、葉の先がややとがり、苞は線形で長さ2~3mm、萼裂片も長さ2~3mmになることが特徴。」と愛媛県のレッドデータブックに記載されています。それほど数が多いというわけではないですが、それでも所々で見かけました。東赤石山には固有種がものすごく多いのです。

このルートでは、早くも、嬉しいことにユキワリソウの咲き残りやキバナノコマノツメの咲き残りも見られました。またキソチドリも見ましたが画像失敗です。キソチドリは2年前の仙丈ケ岳で見ていたのですぐにわかったのですが、そうでなければ、同定に苦しんだに違いありません。

Dsc00847 今回は画像失敗でしたので、仙丈ケ岳で見たものを貼ってみます。

大抵は薄暗い樹林の中で咲いているので,撮影が難しい花です。

次々と珍しい花が出てくるので、なかなか進むことができません。

12時40分頃石室越えを通過です。分岐の道標の近くの木にツタウルシが絡まっていて「ひどくかぶれるから、絶対に触れないように」との注意がS君からありました。普通のウルシよりもかぶれるとひどいそうです。

また分岐の道標には「悪路、注意」と書かれています。う~~ん、悪路と言うのはどんなんでしょうね?

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