« 庄内半島ミニドライブ、その2 | メイン | 初秋の低山にて、その1 »

2007-09-14

昔の山渓

ちょっと前に実家に行ったとき、久しぶりで二階の部屋を覗いてみました。学生時代に買ったはずの深田久弥の「日本百名山」が実家に残ってないか、調べて見ようと思い立ったのです。

二階の一室は私と弟が学生時代に持っていた書籍類などで埋まっていました。弟が大の本好きで二階の床が抜けるのではないかと思うほど本が積まれています。その隙間から私の本を探して見ますが、百名山は見つかりませんでした。

代わりに、昔買い込んでいた山と渓谷が本棚に見えました。

P1150134

2,3年前にも懐かしくて、この中の山渓を2冊ばかり持ち帰ってきたのですが、今回も二冊、自宅に持ち帰りました。本とは全部、持ち帰りたかったのですが、重いのでとりあえず二冊です。

P1150318 持ち帰ったのは1973年10月号と1975年の10月号です。

特に73年のこのシリーズの表紙は記憶がはっきりとあります。

モデルは山岳写真家の近藤辰郎さんですが、当時は誰がモデルなのかも知りませんでした。(^。^;)

73年の山渓の値段はなんと300円です。確かこの前年ぐらいに一回り大きくなったようで、その前はもっと幅が細かったように思います。そして75年の山渓は値段も450円になっています。この間は物価がどんどん値上がりしていた時代でコーヒー一杯が120円からあっという間に250円ぐらいになった頃ではなかったでしょうか。

P1150320 見開きのカラー写真です。今の雑誌のカラー写真の綺麗さとは比べ物になりませんが、それでも当時としてはカラー写真が多くて、眺めるのが楽しかったのを記憶しています。

P1150322 雑誌中のピッケルの広告。

シモンのピッケルが投じも20000円です。靴の広告も入ってますけど、やはり3~4万もの値段のもあって、今と変わらない値段です。

あの頃は山に行くのって、貧乏学生にとっては道具をそろえるのがまず大変でした。

当時のアンケートに答えた私の文字が残っており、8泊の北アルプス縦走に使った費用が5000~10000円です。(テント泊)周遊券など交通費は格安で行ける制度がまだ残っていたのですね。

P1150321 ↑の記事では中高年の登山者への警告、高山植物の盗掘にも触れています。

他にも「失われゆくブナ林」と題して朝日連峰のブナ林の消え行く姿を扱った記事やや雷鳥の減少の記事など、この頃からすでに自然破壊の問題がクローズアップされるるあったのがわかります。

コメント

こんにちは。
私は登山をしませんが、少年時代にSLを見るのが好きでした。その頃、この『山と渓谷社』発行の本にSLと山の写真集があって、小遣いをはたいて買った記憶があります。懐かしいですね。

ほおおお!!
73年といえば・・・オイルショックの頃ですね~。
ついでに、私の生まれた年です♪(〃▽〃)ヾエヘヘ
私も長崎に帰った折には、20~30年前の趣味の園芸なんかを持って帰ってきます。(オバーチャンのだけど。小さい頃からの愛読書^^;)
昔の記事ってけっこう面白いですね!!

keitann様 こんにちは
この年付近は小生の山とのお付き合いの暗黒時代でした。
一所懸命サラリーマンをやっていて、新居作り、引越しを経て、子育ての最中でもありました。
オイルショックは鮮明に覚えています。
物価がどんどん上がり、同じように給料も信じられないような上昇をし、今考えればこれも信じ難いことですが、求人に苦労していた時代でもありましたね。

深田久弥の「日本百名山」・・・これに我が故郷の両神山が入っていて、両神山の山頂にそのことを祝した碑が立ったような気もしますが、何しろそれは高校時代の昭和の36年頃のことであり、記憶が不鮮明です。

今となっては両神山が100分の1に入った事を嘆かざるを得ませんが・・・・。

多摩NTの住人様、こんにちは、
SL少年でいらっしゃいましたか?
私も小学生の頃まではこの辺りはSLが走っていたので、SLに乗ってましたよ。トンネルに入ると煤で真っ黒になりましたっけ。それと汽笛がとんでもない大きな音で、いつもびっくりしてました。

山と渓谷社ってSLの写真集まで出しているんですね。ガイドブックなども出していますから、良く考えると不思議ではないんですね。昔の子供はお小遣いも少なかったので、欲しいものはお金をためてようやく買ってましたね。手に入れたときの喜びは今の子供がゲームを手に入れる比ではなかったことでしょう。

ちゃっぴーさん、こんにちは。
そうです、オイルショックはこの直ぐ後、私が大学3年の頃に起こりました。スーパーでトイレットペーパーや洗剤が消えたというのもオイルショックの煽りを食ったんです。
おばあちゃんの「趣味と園芸」ってのがすごいですね。私も実家に行けば子供時代に見ていた、父の愛用書の庭作りの本があります。何年前のかな?

ぶちょうほう様、こんにちは。

70年代前半は山に行くような時間の余裕がなかっのでしょうね。確かに結婚直後は子供は小さいし、仕事は大変だし、とても山に行けるような状態ではないですね。そして一度遠ざかると、復帰もまた、なかなか大変です。
私も卒業後20年以上、山には一度家族で登ったきりでした。
70年代前半はほんとに給料も物価も右肩上がりで当然という時代でした。私が1年の頃の4年生の先輩達は就職も引く手あまたでしたが、それでもオイルショック後の私たちの頃はすでにそれほどよくはなかったです。
両神山も百名山に入っているのですね。
四国の山好きの人にとっては百名山はアプローチが長いので、かえって四国の山を愛するという人が多くて、その点は良いです。
本州の人にとっては百名山は身近なので、どうしてもそちらに集中してしまうのでしょうか。

コメントを投稿

フォトアルバム
Powered by Six Apart

私のもうひとつのブログです。よろしく