紅葉の東赤石山、その11、下山
下りの途中で見かけた光景です。前方左に尾根が見えていますが、登りはあの尾根の向こう側を登ったわけです。手前に黄葉しているのは勿論シロモジですね。
第二渡渉点通過です。沢コースというだけあってこちらのコースは沢を何度も渡ります。
午後になって気温が上がっていて、しかも樹林帯の中は風がないので、下りだというのに汗ばみます。冷たい沢の水で口を湿らして、顔を洗うとさっぱりしました。しかし、あまりゆっくりもしておれないので、早々に出発です。
ここは中腹ですが、それでもモミジの紅葉しているのもあります。
紅葉は光の当たる具合で、感じがずいぶん変わります。
道はこんな感じで、この付近の紅葉はまだ始まったばかりですね。
シロモジの黄色い葉っぱが沢に覆い被さるようになっていて、良い雰囲気です。
シコクブシの株もたくさんありますが、花はもう終わっています。
道の傍らにアサマリンドウが咲いていて、バックの紅葉が素敵だったので、撮影してみます。
この付近になるとアサマリンドウもいっぱい見え始めました。しかし、アサマリンドウの花は登りに利用した尾根道のほうがずっと多いようです。
こちらは沢筋なので、道が全体に暗いのです。
15時42分、分岐まで下ってきました。
それにしても沢の音がかなり前からしていたのですが、沢まで下るのが案外長く感じるのですよね。
分岐の道標の画像もなぜかぶれまくっています(^。^;)
帰りにもう一度、しっかりジンジソウを眺めます。
コマユミでしょうか。ちらほら赤くなっています。
八間の滝の横も通り過ぎ、豊後の集落跡まで下ってきました。朝方見えていた山頂が、まだちゃんと見えています。
ここまで来れば、あとはものの20分です。
16時34分、瀬場まで下ってきました。
日没が早いので、靴だけ履き替えて直ぐに車を走らせます。
高速に乗って県境を越える頃には辺りは薄暗くなってしまいましたが、6時過ぎには自宅に帰っていたので、まずまずでしょう。
今まで夏の姿しか知らず、また、夏の花で有名な東赤石山ですが、秋にはこんなに静かな山歩きを楽しめると知ったのは大きな収穫でした。来年もまた足が向くかも知れません。
お疲れ様でした~
ゴールデンウィークとか、夏の東赤石山はよく見かけるのですが、今の時期の静かな東赤石山を堪能させていただきました~
ありがとうございました。
投稿: housi | 2007-11-06 04:23
housiさん、こんにちは。
長々と書き綴ったブログを見ていただいたようで、ありがとうございます。
お天気がいいと画像の枚数が多くなってしまって、どうしても長くなって困ります。(^。^;)
東赤石といえば、やはりタカネバラやオトメシャジンが有名で、私も花の季節にしか登ったことがなかったですが、ちょっと季節を外すとほんとに静かな山です。
人の多いのは嫌いなので、私にはぴったりでした。
そう言えば、昨日も雨の中、誰も歩いていない徳島の高山を歩いてきましたよ。
投稿: keitann | 2007-11-06 13:29