2007年野山の花ベスト100、9月
9月になると、平野部は残暑が続いていても、山は完全に秋の様相を呈してきます。低山ではミヤマウズラなど初秋の花が咲き始めます。今年は今まで登ったことのない目新しい山にも登れて、新しい花との出会いもありました。
9月初旬に登った寒風山では、ダイモンジソウを見ることが出来ました。7月の北アルプスでもミヤマダイモンジソウと思われる花を見ましたが、四国でダイモンジソウを見たのはこれが初めてでした。岩場という、一見過酷な環境に、何種類もの花が咲くことはちょっと不思議な思いでした。
毎年、いろいろな山で見ているツルリンドウは8月末から10月までは花を楽しみ、その後は真っ赤な実を楽しむことになります。
同じく、私の大好きな青花、ソバナです。いつ見ても端正なフォルムに惚れ惚れします。
初めて出会えたホツツジの花です。こんな花があるということ自体、あまり知らなくて、予想外の出会いでした。
9月にツツジとは、驚きますね。
黒シックな花は、今まで何度も登っていた山で見たのですが、これまで気付きませんでした。
湿地に咲くようです。
ミヤマウズラは丁度良い時期に見ることが出来ず、少し遅すぎましたが、それでもなんとか」雰囲気だけは楽しめました。
今までにも何度か見ていますが、これほど花つきが良かったのは珍しいです。
こちらは初めて見ることが出来たカシワバハグマです。かなりの数が群生していて、驚きました。やはり時期をずらして登ると、意外な花に会えますね。
去年見つけたタカネハンショウヅルの株は今年は綺麗な花を見ることが出来ました。
紫色のなんともいえない良い色でした。
生憎と花はあまり咲いてなかったですが、ヤマシャクヤクの派手な種を見ることが出来、また山仲間にたくさんのヤマブドウの実をお土産にいただいて、今、ホワイトリカーの中で熟成の途中です。
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