2007年、野山の花ベスト100、6月
ちょっと地味な花、ヒトリシズカは5月末から6月に掛けて、ちょっとした山で見かけます。それほど美しい花でもないですが、ネーミングのよさで人気があるのでしょうね。しかし、ある程度まとまって咲いていると、1株で咲いているのと違って、集団の美のようなものを感じる花です。たくさん咲いていても、静寂を感じさせる花です。
銅山峰のアカモノはこれほど見事な咲き方をしているのははじめて見ました。
当初は雷予報が出ていたのを、天候の回復が早そうなので、思い切って出かけて大当たりでした。アカモノの大好きな友人に喜んでもらえたのが何より嬉しかったです。
ヒトリシズカもそうですが、この花もひっそりと咲いているイメージがあります。どちらも人があまり山に入らない季節に咲きますので、そんなイメージを持っているのかも知れません。
3年前は剣山で会ったオオヤマレンゲですが、今年は稲叢山で見ることが出来ました。
これは暖地の山でしか見られない花なので、四国に住んでいる幸せを感じます。
真夏以外の季節に初めて登った東赤石山では、会いたくて夢に見ていたタカネバラに会えたのでした。
見た瞬間、思わずため息が出るほど素敵な色でした。
四国の山で会えるとは思っていなかったゴゼンタチバナにも会えて嬉しいサプライズでした。
予想以上にたくさん咲いていたキバナノコマノツメにも驚きました。
四国の山は全国にも誇れるほど素晴らしいと思った瞬間です。
残念だったのは、この東赤石山行にデデジカメを持参し忘れたこと・・・画像はすべて携帯によるものでした。
来年はもう一度、デジカメを連れて、見に行きたいものです。
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