山好き、花好き

↑画像はうちの１鉢を買い求めてきたものです。

いかにもキンポウゲ科の花らしい作りで、セツブンソウの花にも似た可憐な花です。今まで自生のものは見たことがないのですが、ネットで検索すると四国では高知や剣山などに咲くらしいとわかりました。そういえば、去年、花友達からは５月に剣山で咲くという話を聞いたのでした。ところが同じバイカオウレンが高知の野山では１月末から咲き始めるというのです。

１月末というと、ちょうど、山友達のＴさんがまとまった休みがあるというので、前々から何処かに登りましょうと誘われていました。Ｔさんも私も２７日なら都合がつくということで、電話で打ち合わせをしました。その際、バイカオウレンのことを話したら、１２月に足摺方面に案内してくださったＮさんがバイカオウレンの花を去年見たと言ってたということです。私は運転に熱中していたせいか、あまり記憶になかったのです。

ちょうどＮさんからメールをいただいたので、バイカオウレンのことをたずねたら、まだ時期的に早いけど、２７日は空いているので案内していただけるとのこと。ほんとにラッキーでした。ただ、それだけではもったいないので、何処か手ごろな山にも登りたいということで、横倉山にも案内していただけることになりました。

今回はそれほど早出の必要はないので、高速インターに近いいつものスーパー駐車場で７時待ち合わせとします。Ｎさんとも携帯メールが通じ、連絡を取り合って、南国インター近くの某所で９時待ち合わせとしました。今回は余裕を持たせて二時間前の出発です。私の装備はといえば、用心してザックの中にはアイゼン、ダウンジャケット、それにピッケルも一応持参しました。高知の標高９００ですから、要らないかもしれませんが、要らなければ車において置けばいいと思いました。

話が後先になりますが、二ヶ月もの間ほとんど山らしい山に登ってなくて不安だったので、２６日に、近くの里山に登りましたが、私よりかなり年上と思われる方たちに次々と追い抜かれ、相当体力が落ちたのにはがっくりしました・・。

川之江ジャンクションまでは高速を西に走ります。２日ほど前までの予報では、２７日の天気は曇りだったのが、昨日になって晴れに変わったということで、朝から素晴らしい眺めが楽しめます。

この日は厳冬期ということもあって、ノーマルタイヤの私の車では朝晩の走行や山道の走行が不安なので、冬タイヤに交換してあるＴさんの車を出してもらいました。案の定、香川と愛媛の県境付近が少し凍結しているようで、私の車でなくて良かったと思ったことでした。

高知道に入るまでは、愛媛の赤石山系の山々が雪をいただいていて、素晴らしい眺めです。先週の寒波で、山々はすっかり装いを変えています。遠くには真っ白に雪が積もった山も見えて、あれは石鎚方面だろうか？などとＴさんと感嘆の声を上げます。

手前に見える煙は川之江辺りの製紙工場の煙突から出る煙です。

立川ＰＡでいつものように休憩します。高速高知道は山間部を通っているので、道路横にも雪が見えていましたが、山の斜面にもところによっては雪が見えます。

ＰＡの建物の屋根にもまだ雪が残っています。

木の株元にもまだ雪があります。さて、高知の平野部はどんな様子なのでしょう？

休憩も短めにしたので、南国インターを下りたのは８時１５分頃で、ずいぶん早く着きました。Ｎさんにインターを下りたことを携帯メールして、待ち合わせ場所に向かいます。

８時半には待ち合わせ場所に着きました。Ｎさんから返信が届いたと思ったら、返事を出すまでもなく、Ｎさんが現れました。１２月半ば以来、一ヵ月半ぶりの再会でした。

１２月に来たときに高知の喫茶店のモーニングが豪華だというので、次回来るときはモーニングを食べようと約束していて、花よりも山よりも前に、まずはモーニングを食べに行くことに・・。Ｎさんお勧めの喫茶店について、車を降りますが、寒さは全然感じません。やはり高知は南国という期待を裏切りませんね。

私とＴさんが注文した６３０円也のベーグルのモーニングです。

味も量も申し分なく、コーヒーも美味しかったです。

Ｎさんが注文したのはトーストのモーニングです。トーストにつけた蜂蜜が美味しかったそうです。

それにしても、食べている間にもどんどんとお客がやってきて、高知では朝ご飯はモーニングという人が多いようです。

お腹もいっぱいになったところで、山に向けて出発です。高知市内では今も変わらずに路面電車が活躍しています。