フクジュソウのお花見に、その9、シロバナネコノメソウ花芽
ユキワリイチゲを見た後もまだまだ寄り道します。
分岐を少し入ってみました。そちら方面はまたいずれ登りたいと思っている山への登山口へと続いているからです。
しかし、奥までは入らず、入り口近辺を散策です。この日は普通車できているので、軽4みたいに気軽に車を回す場所があるとは思えないからです。山道には軽4が便利ですが、この日は車検に出していて生憎と普通車で来ているのです。
ここにも少し歩くと小さな沢が見られ、沢沿いにはなにやら見覚えのある葉っぱが・・。この白い花芽がついていれば間違うことはありませんね。ネコノメソウの仲間でも一番人気のシロバナネコノメソウです。ですが、残念柄ながら、まだ花は咲きあがっていませんでした。シロバナネコノメは高知や愛媛の山でもまずまず見られる花です。
シロバナネコノメとユキワリイチゲの葉っぱのツーショットです。ということは、そのうち、ここではユキワリイチゲとシロバナネコノメソウの競演と言う夢のような姿が見られるんでしょうかね。
なかなか感じの良い小さな沢です。黒いパイプが見えるのは付近の民家が使用する水を引いているのでしょう。
沢の下流のほうに少しだけ下りてみます。アブラチャンが日の光にきらめいて、つい見とれてしまいます。
ルリタテハが飛んで来て直ぐ近くの岩の上にとまりました。望遠レンズをつけているので、こういうときは便利です。
ルリタテハには毎年のように早春に出会います。この蝶は成蝶で越冬するようですね。
道路法面の上でフクジュソウが一輪咲いています。探してみると、近くにももう2,3輪咲いていました。
この辺りの山は、やはりフクジュソウの自生が珍しくはないようですね。
小さな溝にセリ科のようですが、何ウあら見慣れない植物が生えています。花が咲かないことには、調べてもよくわからないようです。
こんばんは。
フクジュソウは低い位置で見ることが多いですが、こういうアングルで見るのは珍しい気がします。とても良い写真ですね。
投稿: 多摩NTの住人 | 2008-03-28 20:44
多摩NTの住人様、こんばんは。
道路の法面の上は棚状になっているところが多く、そういう場所は意外と山野草が咲くんですよ。イチリンソウ、ヤマシャクヤクなど、上を見上げて歩いていて見つけたものも数多いです。
今年はフクジュソウから他の尾花への移行がとても早くて、今週など近場ばかりですが3度も散策してしまいました。
投稿: keitann | 2008-03-28 22:31