« スミレを見に行く、その2、ニオイタチツボスミレ | メイン | スミレを見に行く、その4、ノジスミレとニオイスミレ »

2008-04-10

スミレを見に行く、その3、オトメスミレ

ニオイタチツボスミレの花と香りをゆっくり楽しんだら、また、少し歩きます。

実はこの日いちばん見たかったスミレがもう咲いているかどうか、ちょっと不安でした。

P4018533

去年も一昨年も咲いていた場所をゆっくりと見て回ります。嬉しいことに咲いていました。ナガバノタチツボスミレの白い花です。タチツボスミレの白い花で距だけにピンク色が残ったものをオトメスミレというそうですが、この場合はタチツボスミレではなく、ナガバノタチツボスミレのオトメスミレタイプと言うのが正確な呼び方だそうです。そうですというのは、去年、スミレに詳しい方にそう教わったのでした。

P4018532 この白いスミレはまだ3株しか見ませんでした。一昨年はもっとたくさん咲いてたのですが、時期的に少し早かったかも知れません。

葉を見ると先ほど見たニオイタチツボスミレとよく似た葉です。

P4018507 少し離れたところで1輪だけ咲いていた株です。

こちらの葉っぱは紫がかった葉で、ナガバノタチツボスミレっぽい特徴がありますね。

P4018524 再び先ほどの株に戻ると顔もなんとなくニオイタチツボの顔に似ているような気がします。香りを確かめなかったのが残念でした。

P4018521 距の部分のピンク色がとても愛らしいです。

小さなスミレですが、この小さなスミレに向き合っている時間は幸せそのものでした。

P4018516 スミレの咲いている上では、20日前には咲いてなかったクロモジが綺麗に咲いています。

P4018544 花と一緒に葉芽がついていることが多いので、わかりやすいです。

P4018514 クロモジという名がついているように、樹肌は黒っぽい色をしていますから、それもわかりやすい特徴だと思います。

コメント

けいちゃん 讃岐のレンジャー、お疲れさま(^^)v
くろもじを見つけて、ナイフで枝を少しだけ切り落とし、爪楊枝を2本ほど作りました。

さぁ、五月の連休には磐梯吾妻・南会津の探検に行くぞー(^。^)

今年こそ 能登へセナミスミレを見に行こうと思ってたのですが、どうも休みがとれないみたいで残念(^^;

あゆさん 五月の連休は南会津探検ですか
、、、どこ行くんだろう?

あゆさん、讃岐のレンジャーだなんて大げさな・・・。
ただの物見高いおばさんですわ(^。^;)

クロモジは良い香りがありますね~。私も山で若い葉をほんの少しもらってきてクロモジ茶にして飲んだことがありますよ。ハーブティーみたいな爽やかな香りがしました。
沢筋ではアブラチャン、尾根筋ではクロモジやシロモジが多いようですね。
5月の連休の南会津はまだ雪は残ってないですか?
でも、雪解けが終わったところからはいっぱい野の花が咲き始めてるでしょうね。
楽しんでらっしゃいませ。

加納さん、こんばんは。
セナミスミレってイソスミレのことなんですね。日本海側に群生するとか・・。
花の時期にお休みが取れないって,残念ですね~。
私も加納さんのブログやアルバムのほうで拝見したかったです。

そう言えば、12月に高知に言った際に海岸でスミレの葉っぱを見たのです。いかにも海岸性の植物らしい、艶のある厚手の葉っぱでした。私も確かめに行きたいと思いながら。まだ行けないでいます。

南会津なら加納さんのお宅からもそう遠くはないのでは?あゆさんとミニオフもいいかもしれませんね。

こんばんは。
スミレはみんな可愛いですね。なかなか同定が難しく、残念ながらいまだに苦手な花です。

コメントを投稿

フォトアルバム
Powered by Six Apart

私のもうひとつのブログです。よろしく

更新ブログ