スミレを見に行く、その2、ニオイタチツボスミレ
山の中腹のキャンプ場近くにニオイタチツボスミレが咲く場所があります。
ニオイタチツボスミレは他の山でも咲く場所を知っていますが、この山はスミレの種類が多いので、もっぱら私はここにスミレを見に来ることが多いです。
去年、ニオイタチツボスミレを見かけた場所まで歩きます。
3月10日頃には咲いてなかったのが、ここでもたくさん咲いていました。去年より株数が増えていて20株ほどは咲いているようです。
紫の色が濃く、丸っぽい顔をしているので、慣れると直ぐに見分けることが出来ます。
私が見た限りでは花柄がひょろっと長いものが多いように思います。
何よりの特徴は名前が示すとおりで、花に香りがあります。ここで咲く花は特に香りが強く、私にはちょっと強すぎると思えるほどの香りでした。
しかし、ニオイタチツボスミレでも香りのないものもあるらしく、香りがないからニオイタチツボスミレでないと決め付けることは出来ないようです。
このニオイタチツボなども花の横幅のほうが縦よりも長いのですね。
他のスミレに比べるととても愛嬌の良い顔です。
花の中心の白い部分がはっきり抜けているのも特徴です。
画像でもおわかりでしょうが、日当たりの良い草原のようなところで咲いていることが多いです。
ニオイタチツボスミレの香りを嗅ぐと、春を実感できます。
ニオイタチツボスミレの咲いている近くに、濃い紫色でマンジュリカも1株だけ咲いていました。
keitann様 こんにちは
良いですねぇ・・・。
ニオイタチツボスミレに小生も先日出合っているのですが、もう匂いが感じられなくなりました。
ある種類限定で、匂いが届かないようです。
この花は鼻を近づけて感じられない香りのようです。
それにしても良い姿ですね。 より取り実見取りの状態でたくさんあるのでしょうか。
日当たりの良い場所で、地面に這いつくばって、花と遊ぶなんてこの時季最高の楽しみですね。
こんな贅沢なら誰にも気兼ねは要りませんし、誰にも迷惑を掛けていませんね。
自然がこのまま残って、いつまでも続けて居たいものですね。
投稿: ぶちょうほう | 2008-04-09 10:20
ぶちょうほう様、こんばんは。
ニオイタチツボスミレはこちらでも意外とあちこちで見かけます。ただ、香りはあるときとないときがあるようです。ここで咲いているものは香水のような香りがしました。
昨日は自生のヒゴスミレの花を生まれて初めて見たのですが、ヒゴスミレも香りがあるようですね。昨日は草むらの中で咲いていたので、香りは確かめず、今日、自宅で咲いているヒゴスミレの香りで確かめましたら、やはり芳香がありました。
この場所では夏にかなり大きく繁る草の枯れた間から咲きあがっていました。夏場はその大型の草の陰になるので丁度良いのかもしれません。数はかなりありましたし、丁度時期がぴったりだったので楽しめましたよ。
そうです、地面に這いつくばってスミレと向き合って過ごすのは、他の方から見るとこっけいでしょうけど、本人はとても幸せなのです。幸い、こんな場所に平日の昼間に来る人もいませんので、人目を気にせずにすみましたよ。
お金も要らず、それでいて充実感のある時間の過ごし方だと思います。
投稿: keitann | 2008-04-09 18:16