桜と瀬戸内海、その3、桜と島々
紫雲出山の良さはなんと行っても瀬戸内海に突き出た庄内半島のほぼ突端部に山があるところです。私はまだ見たことはないけど、海から登る朝日、海に沈む夕日も見られるそうで、いつかは家族のための夕食を作ってから、ここに夕日を見に来たいな~と思います。
桜の木々の間から見え隠れする島々は、それはもううっとりとするほど綺麗なのです。こちらは東方面を眺めたものです。
瀬戸内で育ったものにとっては、心安らぐ眺めと言えます。海には島が点在していて、私にとっての海は、幼いときから島があって当たり前なのでした。
遠くには瀬戸大橋や讃岐富士も見えています。
また眼下には庄内半島の海沿いにある集落が見えています。
紫雲出山の山腹には、もともと自生している山桜が多く、山桜と海を楽しめます。
桜の枝越しに見えているのは粟島です。その向こうにはまるで山が島になったような高見島も見えます。
粟島は詫間の須田港から高速船だと10分ほどで渡れる島で、以前は海員学校があったのですが、昭和62年に閉鎖になったとか・・。近くには今はル・ポール粟島と言う宿泊施設も出来ていて、美味しい魚介料理なども食べられるようです。
画像向かって左のほうで島の幅が狭くなっていて、私などは高校時代は毎年、ここで泳いだものです。バレー部に所属していて、大きな試合が8月のお盆頃にあり、毎年、仲間とともに、8月の20日頃に、クラゲに刺されながら泳いだのも今は良い思い出です。最近では、二年前に死んだ叔母が、この島で牡蠣料理をご馳走してくれたことがあって、亡き叔母の思い出の島にもなっています。
カメラを手持ちでばしゃばしゃ撮る私と違って、構図なども考えて、慎重に撮られているようです。
そろそろお腹が空いたので、途中のコンビニで買ってきたお弁当でお昼にします。こんな綺麗な景色を楽しみながらだと、何を食べても美味しいですね。
山頂の展望台からは遊歩道が下っていて、半島のほぼ突端にある箱と言う集落まで下っていけます。
石畳の遊歩道の傍らにはラッパ水仙がまだまだ綺麗に咲いています。
北に向かって延びているのが庄内半島の突端部分で、先端は三崎といい、灯台があります。この近くの海も水が砂浜が綺麗で海も綺麗なので、子供達が小さい頃は海水浴を楽しんだ場所です。
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