桜と瀬戸内海、その1、ザイフリボク
去年の4月に庄内半島の紫雲出山という山に桜を見に行ったのは4月6日のことでした。あまりの美しさにその後一週間ほどして、もう一度,歩いて登ったぐらい素晴らしい眺めでした。
実家に近いということもあり、私にとっては身近な場所ですが,これほど素晴らしい眺めが楽しめるところはちょっと他にないので、今年も二度ばかり行ってきました。最初に行ったのは4月6日でしたが、さん著雲桜はまだ5分咲きでしたので、4月11日には主人とともに再び行ってきました。
この山は瀬戸内海に突き出た半島のほぼ突端部にあるので、展望はほしいままです。この日も下手くそな写真を何十枚と撮りましたが、↑の画像が中でも,この半島の特徴を捉えているかもしれません。
紫雲出山の山頂には人の手で植えられたソメイヨシノなども多いですが、山に自然に生えている山桜も多く,山桜の赤味がかった木、瀬戸内海、そして、海に点在する島などがあいまって、素晴らしい眺めになっているのです。
はるかかなたには瀬戸大橋も見えます。
いつもは庄内半島を半時計回りに回って大浜に出て、紫雲出山に登ることが多いのですが,この日は道を少し間違えて仁尾に向かう道へ出てしまいました。
讃岐の低山は4月10日頃はどこも山桜が満開で、紫雲出山に行く前から、すでに、お花見状態ですね。あまりに綺麗なので,車をとめて眺めました。
山桜の株元にはコバノミツバツツジが咲き誇っています。今年の春はこんな光景を一体何度見たことか・・。
里山も年に一度こんな綺麗な姿を見せると知って、ほんとに驚きました。
山桜の逆の方に目を転じると、そこにはのどかな詫間の町の風景が広がっています。
峠を越えるとそこは仁尾の町です。仁尾からは東に向かって20分も走ると庄内半島です。
海岸に沿って道がついていて、道沿いにはハマダイコンの花が満開です。
ハマダイコンの花は、ほんのり紫色に染まって、なかなか可愛い花ですね。
道は途中から,紫雲出山山頂へと通じる道に入ります。因みにそのまま行くと庄内半島を一回りすることになります。山の麓には4月6日に来たときには咲いてなかったザイフリボクが,11日には咲いていました。桜よりほんの少し遅く咲くようです。
全体に淡い緑の葉で、真っ白い花をたくさん咲かせます。
今,人気があるジューンベリーと言う木はアメリカザイフリボクのことで、こちらは義弟宅に植えていて,今日も木を見てきたばかりですが、やはり日本のザイフリボクとは少し様子が違っていました。苗木を買うと結構な値段がするようです。樹形は細高くて、最近の狭い住宅地などにも向くことや実が食用となることから人気があるようです。
花弁が長くて細いのでシデザクラとも言われるようです。
清楚な白い花で、この付近の里山ではちょくちょく見かける木です。
こんにちは。
満開のザイフリボクは豪華ですね。サクラとは違った爽やかさが感じられます。花木が楽しい季節になりましたね。
投稿: 多摩NTの住人 | 2008-04-19 18:29
多摩NTの住人様、こんばんは。
ザイフリボクは葉っぱも花も白っぽくて、樹形はすらっとしているので、一度見たら、必ず覚えられる木です。
サクラよりほんの少しだけ遅れて咲くのですが、この前登った里山では、散りかけた山桜とともに印象に残りました。
投稿: keitann | 2008-04-19 22:25